2018年はこんな補聴器が登場するかも?

2017年も間もなく終了しようとしていますが、2018年の補聴器はどのような動きがありそうなのか店主なりに検証してみたいと思います。

 

1.耳あな型充電式補聴器

2017年は充電式補聴器元年と言えるような年で、各メーカーから充電式補聴器が登場しました。ですが、全て耳かけ型で耳あな型(オーダーメイド)はありませんでした。(既製品耳あな型はP社が発売済)

2018年は恐らく非接触型の耳あな型充電式補聴器が登場するのではないかと店主は予想します。某メーカーが2017年中に発売するのではないかとの噂もありましたが、どうも2018年にずれこみそうです。

充電式になれば、防水機能もアップしますので、防水型の充電式耳あな型補聴器も登場するかもしれません。

 

2.全てのスマホ・タブレットに直接つながる補聴器

先日のブログ記事でも紹介しましたが、Googleが Bluetooth対応 補聴器のために G.722 コーデックのサポートを Android に実装する見通しです。

既に一部メーカーでもBluetoothであらゆるスマホ・タブレットに繋げることが出来る製品を開発したみたいです。

どうも、2018年はスマホと補聴器の本格的な融合が始まる年になりそうです。

 

3.自声の問題を解消した補聴器

これも既に某メーカーから2018年の1月に発売開始されますが、他メーカーも追随しそうな補聴器です。

今まで、自分の声の問題で補聴器を使えなかった方が補聴器を使えるようになれば、補聴器市場全体にとって朗報になりそうですね。

 

 

追伸:上記内容はあくまで個人的に予想している内容であり、必ずしも実現するかの確証はありませんのでご了承ください。

 

「ロボホン」が手話通訳してくれる?

ロボット型の携帯電話「ロボホン」が手話を読み取って文字や音声に通訳してくれる機能を開発したとの報道がありました。

具体的にはこんな形の携帯電話です。

ロボホン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この「ロボホン」を使用すれば、手話が分からない人でも聴覚障害者とのコミュニケーションを取りやすくなりますし、手話の勉強にも役立ちます。

「ロボホン」のカメラで写した手話の動きを人工知能(AI)が分析し、携帯電話の画面に文字で表示したり、音声で伝えたりする仕組みだそうで、現在は「こんにちは」や「楽しい」など数十語しか認識できないレベルです。

今後、認識できる語彙を3千語程度まで増やし、日常生活でのやりとりができるようにするそうで、来年には実用化の見通しです。

いずれにしても、AIの活用で便利な生活は目の前ですね。

 

Androidスマホと補聴器が直接つながるには

現在のところ、iPhoneであれば補聴器と直接つながる器種は増えてきていますが、残念ながらAndroidスマホの場合は直接つながりません。

Androidスマホの場合は、中継器などの使用で補聴器から直接通話音声や音楽を聞くことは可能ですが、

「いちいち中継器も持ち歩くのは面倒!」

「音声が安定しない!」

などのお声はありました。

 

そこで、今回「Googleが Bluetooth対応 補聴器のために G.722 コーデックのサポートを Android に実装しようとしている」とのニュースが飛び込んできました。

まず、「G.722 」とは高品質なデジタル音声通話を提供する広帯域音声コーデックで、Bluetooth対応 補聴器の他にも、普通のヘッドセットや IP 電話、デジタル電話機などでも使われています。

また、今回の情報では G.722 コーデックのサポートだけではなく、Bluetooth 対応補聴器のためのプロファイルの開発にも取り組んでいるそうです。

噂では実際にサポートするは Android P になるとのことです。

 

もし、これらが実現されれば、Androidスマホでも補聴器に直接つながることが出来ます!

ぜひ一日でも早く実現されるといいですね。

 

 

自声が響いて補聴器が使えない方へ

最近の補聴器の人気の形状としては、耳あな型よりも耳かけ型(特にRICタイプ)が人気があります。

色々な要因はありますが、その中でもRICタイプはオープン(大きな空気穴がある耳栓)耳栓が使用でき装用感も楽ですし、自分の声も響きにくいことが特徴として挙げられます。

しかし、オープン耳栓を使用すると隙間から低音が抜けて自分の声の響きは楽になるのですが、低音域が十分に増幅できなく聞き取りの面では問題があります。

つまり、自分の声を楽にすると聞き取りが悪くなることがあります。

そんな中で、自分の声だけを低減して他の音声はそのまま増幅する新型補聴器が来年1月下旬に登場します。

その補聴器は、補聴器ユーザーの声を覚えて、装用している方の声は抑えて他の音は増幅してくれます。(業界初の特許だそうです。)

「自分の声が響くから、両耳には補聴器を付けられない!」

「軽度難聴なので、とにかく自分の声が聞こえすぎてうるさい!」

「自分の声が変に聞こえるから、補聴器は使いたくない!」

そんな方にはぜひお勧めしたいのが今回新発売になる新型補聴器です。

発売が楽しみですね。

 

カラフルな耳あな型補聴器が人気です!

補聴器と言えば、とにかく「地味」「隠したい」「年寄じみた」など一般的なイメージとしては決して良くはありません。

しかし、最近では「カッコいい」「おしゃれ」「カラフル」など新しいタイプの補聴器が増えてきました。

 

そんな中で、今回は「カラフルな耳あな型補聴器」を紹介したいと思います。

 

通常、耳あな型補聴器の色は肌の色「ベージュ」です。

肌の色で目立たないのはいいのですが、

「どちらが右か左か分かりにくい。」

「もう少し明るいオシャレな色は無いのか?」

などの声もあり、シェル(耳の中に入る部分)については、赤や青のカラーが選べるメーカーも増えてきました。

 

そんな中でシーメンス・シグニア補聴器の耳あな型補聴器はシェルの色が8色、フェイスプレート(外側に来る部分)が5色選ぶことが出来ます。

どんな色と組み合わせがあるかは以下の通りです。

耳あなカラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイスプレート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の好きな色を選べるのはオシャレですね。

アクセサリー感覚で補聴器を身に着ける時代もくるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

難聴者に対する合理的配慮が必要な企業・団体様へ

昨年施行された障害者差別解消法による『合理的配慮』はまだまだ世間一般には行き渡っていません。

国や地方自治体では合理的配慮が義務であるのに対し、それ以外の企業・団体等では義務では無いのが一因かもしれませんが、積極的に対応している企業・団体もあります。

そんな中で、この合理的配慮に基づく難聴者へのサポートについて各企業様からお問い合わせを頂くことが多くなりました。

例えば、このような導入ケースがありました。

 

・難聴の社員のためにデジタルワイヤレス補聴援助システムを導入

具体的には、送信機「ロジャー タッチスクリーン マイク」と受信機「ロジャー マイリンク」を導入しました。

まず、ロジャーとはマイクロホン付きの送信機から、話し手の声を補聴器/人工内耳に取り付けた受信機へ送り、聞き取りを改善するシステムです。

補聴器/人工内耳が周囲の騒音を拾ってしまう騒がしい場所や、反響の多い場所、話し手との距離が離れている場所で役立ちます。

使用イメージとしては、こんな感じです。

ロジャー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に送信機「ロジャー タッチスクリーン マイク」はこんな製品です。

タッチスクリーンマイク

 

スマートフォンのようなタッチスクリーンを採用し、すっきりしたデザインで操作性も抜 群です。直感的に使いこなすことができ簡単に使えます。価格は128,000円(税抜)

また、受信機「ロジャー マイリンク」はこんな製品です。

マイリンク

 

 

首にかけて使用するネックループ型受信機です。Tコイルが内蔵された補聴器、人工内耳であれば使用できます。

価格は65,000円(税抜)

 

今回は、デジタルワイヤレス補聴援助システムを導入したケースについて説明しましたが、他の機器を導入されるケースもあります。

何が適しているかは、企業・団体様の個別の事情を配慮する必要がありますので、合理的配慮に基づく難聴者へのサポートについては個別にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防水仕様耳あな型補聴器

最近の補聴器は防水タイプが増えてきましたが、その殆どは耳かけ型補聴器です。

当店取り扱いメーカーの中ではシーメンス・シグニア補聴器が耳あな型でも防水タイプがあります。

もちろん器種は限定されますが、オプションとして「アクアプロテクト」(¥6,000 一台につき)を付ければ汗・水・湿気に強いIP57対応の防水補聴器になります。

アクアプロテクト

 

 

 

 

 

対象器種はprimax 7px、5px、3pxシリーズのCIC、CIC312以外の器種になります。

仮にprimax 3pxシリーズで作成するとしたら、片耳代金270,000円にプラス6,000円の合計276,000円から作成できます。

水に濡れる場面がある方

埃の多い環境で使用する方

野外でのスポーツをする方

などには防水仕様の耳あな型補聴器をお勧めします。

 

 

 

 

離れた場所の声を聞くには

先日、FM補聴器やループシステムに関するご質問をいただきました。どちらもやや古いタイプの手法にはなるのですが、離れた場所の声を聞きやすくしてくれます。

しかしながら、離れた場所の声を聞く技術は日々進歩していますので、最新の手法を当店取り扱いメーカーで紹介したいと思います。

 

1.フォナック

ワイヤレス機器が充実しているメーカーです。離れた声を聞く手法としては、

・デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)

・リモートマイク

があります。

デジタルワイヤレス補聴援助システムを使用するには、送信機と受信機が必要です。具体的に何を使用するかはお持ちの補聴器や使用目的で異なりますので、割愛します。

リモートマイクにつきましては、中継機としてコムパイロット又はコムパイロットエアが必要です。補聴器はワイヤレス対応のフォナック補聴器に限定されます。

 

2.リサウンド

マイクロマイク又はマルチマイクがあります。リサウンドの場合、中継機無しで直接聞けるのが特徴です。勿論使用できるのはワイヤレス対応のリサウンド補聴器に限定されます。

 

3.シーメンス・シグニア

ボイスリンクとイージーテックブーストを使用します。使用する補聴器はシーメンス・シグニア補聴器のリモコン対応器種になります。

 

以上のように、原則として使用しているメーカーと同じシステムを利用することになります。

ただし、フォナックのデジタルワイヤレス補聴援助システムだけは、受信機をユニバーサル(3ピン)タイプにしたりTコイルを使用すれば他のメーカーの補聴器でも使用可能です。また、補聴器不要のレシーバ内臓受信機もあります。

 

 

固定電話を聞こえるようにするには

固定電話が苦手な難聴の方に、聞こえるようにする方法を今回は紹介したいと思います。

勿論、補聴器を装用すれば聞こえる方は問題ありません。しかし、難聴の程度が重かったり言葉の明瞭度が悪いために電話が聞こえない方への提案となります。

 

1.電話機をジャンボプラスにする

ジャンボプラスは受話音声を、約60dB/2.5KHz.音量増幅し、音程は150Hz.~6KHz.の間で4段階に調整が出来る特殊な電話機です。また、着信音量をLow(75dB)、Med(85dB)、HI(95dB)の3段階に調整できます。加えて、電話機前面と側面にある表示ランプが着信時に点滅しますので、電話機が視界にある場合には着信に気づきます。それに受話器にはT-コイル内蔵が内蔵され、T-コイル内蔵の補聴器をしたまま磁気誘導により鮮明な受話音声を聞く事もできます。

こんな形の電話機です。

ジャンボプラス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

販売価格は¥28,000(税抜)となります。

中度難聴くらいまででしたら、この電話機でいけると思います。

 

では、高度・重度難聴で言葉の明瞭度が悪い場合ですが、以下の方法はいかがでしょうか。

 

2.ジャンボプラスにUDトークを併用して聞く

まずは、以下の動画をご覧ください。

 

 

 

まず、UDトークですが、コミュニケーションの「UD=ユニバーサルデザイン」を支援するためのアプリです。詳細につきましては以下のサイトを参照ください。

UDトークって?

 

上記動画の説明にもありますが、電話音声を文字化することで、耳と目で会話を理解することが出来ます。よく相手の言っていることが聞き取れなくて電話が苦手であったり電話に出ない方にはこんな方法もあります。

今の時代、スマホでの会話を補聴器で聞きやすくする方法はいろいろありますが、固定電話の場合は上記内容を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

スマート補聴器CM動画(リサウンド)

現在GNヒアリングジャパンのサイトで、かつて「ズームイン!!朝!」でワンポイント英会話を教えてくれたウィッキーさんが、「ReSound」をテーマにスマート補聴器を紹介してくれるCMを公開しています。

リンク先は以下の通りです。

http://www.resound.com/ja-jp

また、最新型のリサウンド・リンクス3Dの紹介サイトにも一部動画があります。

http://www.resound.com/ja-jp/hearing-aids/resound-hearing-aids/linx-3d

 

どちらもサイト更新でリンクしなくなることもありますが、カタログや紹介文章だけでは伝えられない内容を視覚に訴えてとても分かりやすいです。

ぜひ興味のある方は参照ください。