最近、フォナックの「ロジャーペン(109,000円 税抜)」の引き合いが増えてきています。
先日も、某自治体の方から
「ロジャーペンをUDトークのワイヤレスマイクとして使いたい。」
とのお問い合わせがあり、
改めて「ロジャーペン」と「UDトーク」について説明したいと思います。
まず、「UDトーク」とはコミュニケーションの「UD=ユニバーサルデザイン」を支援するためのアプリです。
具体的には、音声認識エンジンAmiVoice®(アミボイス)を使って、会話/スピーチをリアルタイムに文字化します。AmiVoiceは「日本語」「英語(北米)」「中国語(簡体字)」が使用できます。
詳細につきましては、ホームページを参照ください。( http://udtalk.jp/ )
次に「ロジャーペン」ですが、「UDトーク」の音声の入力は携帯電話やタブレット端末に内蔵されているマイクロホンでも大丈夫なのですが、デジタル補聴援助システムのワイヤレスマイクロホン「ロジャー ペン」をBluetoothで端末に無線接続して入力用のマイクロホンとして利用することができます。
使用イメージはこんな感じです。
聞き手はUDトークで文字化された音声を読みながら、会話音声はロジャーペンから直接補聴器に届きますので言葉の理解力は格段に良くなります。
また、ロジャー ペンは騒音下でも話し手の声をしっかりと拾ってくれるアダプティブ指向性マイクロホンなので、首に掛けて使用した時の認識率がとても高くなり、かなり便利です。
現在UDトークを利用されている方は、ロジャーペンの併用もいいと思います。