外から見えない補聴器 IIC

補聴器にもいろいろなタイプがあります。

使う人のニーズに合った補聴器を選ぶことは大切です。

今回は、とにかく見た目が気になって補聴器の装用を迷っている方におすすめの補聴器を紹介します。

耳の写真をご覧ください。

補聴器がほとんど見えないですね。

イメージ図みたいに、耳穴の奥まで補聴器が入っているので、外からはほぼ見えないサイズです。

実際のIICタイプの実物の写真があります。

確かに小さいです。

但し、価格は他のタイプに比べて割高です。平均すると1台20万円くらいからです。

もう少しお手頃な価格のIICタイプは無いのかとお考えの方に朗報です。

シグニア補聴器のInsio 1NX IICでしたら、1台12万円からあります。両耳に装用しても24万円からです。

注文の際には、注意事項もあります。

耳穴のサイズによっては作成できない場合があったり、難聴の程度によっては不適合の場合もあります。

いずれにしても、まずはご相談ください。

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2024年3月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 玉腰

聴こえでお困りの方に補聴器をすすめる場合のコツ

お正月やお盆の時期など、久しぶりにご両親に会われて聞こえが悪くなったかな?と思われることがあるかと思います。

しかし、そこでいきなり、

「聞こえてないから、補聴器をつけたら?」

と面と向かって言うと、大概、

「聞こえているから、大丈夫だ!」

「大きなお世話だ!」

と怒られて、反発されることが多いです。

多くの人々が、聴力が以前ほど良くないという事実を素直に受け入れるのに苦労します。

難聴は恥ずかしいように思えるかもしれませんし、老化や衰弱の徴候と思っているかもしれません。

また、今まで生活出来ていた自信もあるかと思います。

しかし、聞こえにくい状態を続けると、人間関係、健康、生活の質に悪影響を及ぼすことがあります

難聴への対処が遅れれば遅れるほど、問題は大きくなる可能性があります。
難聴の人の手助けをするのは難しいかもしれませんが、より良い聞き取りの改善で、もっと楽しい社会生活が送れることを示すことが必要となるでしょう。

ですので、「いきなり補聴器をつけて!」

よりは、まず、

・気にかけていることを伝える。

・「補聴器」について調べ、補聴器の小ささや有効性を見せる。

・難聴に対処することは大きな効果があることを気付かせる。

・難聴について理解を示し、そしてあきらめない。

などまずされてはいかがでしょうか。

参考動画

高齢になる前に補聴器の早期装用をおすすめします

最近、90歳以上の方で補聴器を初めて使用したいとお考えの方の問い合わせが増えてきています。

もちろん、本人様からの問い合わせではなく、ご家族様からの問い合わせが殆どです。

しかし、一般的に言って高齢になればなるほど、補聴器が適応しない場合が増えてきます

その原因は以下のことなどが挙げられると思います。

1.本人様の装用意欲の欠如

実際に訪問して話を伺うと、

本人「補聴器は使いたくない。」

家族「補聴器をぜひ使って欲しい。」

の構図がよくあります。

あくまで使用するのは本人様ですから、仮に補聴器を購入しても宝の持ち腐れになる可能性が高いです。

やはり、高齢になればなるほど新しいことに取り組む意欲は低下しますので、早めの対策が肝要です。

2.言葉の聞き分け能力の低下

長年難聴の状態が続いていると、聴力以上に言葉の聞き分け能力が低下していることがよくあります。

補聴器はあくまでその方の言葉の聞き分け能力を補助してくれますが、その人の代わりに言葉を聞き分けてくれる魔法の器械ではありません。

ですので、聞き分ける能力が十分あるうちからの補聴器装用が望ましいのです。

3.身体能力の低下

補聴器を使用するには、少なくとも自分で補聴器を装用できる手先の器用さが必要です。実際、自分で補聴器の装着が出来なくて使用を断念する方もいます。

また、電源の入り切り、電池の交換、補聴器の掃除などある程度補聴器を管理する能力も必要です。

それらの能力はやはり年齢とともに低下しますから、できるうちに補聴器デビューしておかないと、手遅れになる場合もあります。

以上のように難聴を意識してからの期間が長くなるほど、補聴器の適応が難しくなケースが増えてきますので、やはり補聴器は早期装用されることをお勧めします。

リサウンド補聴器ワイヤレスシステムで離れた声を聞きやすくする方法 

今回はリサウンド補聴器ユーザーで離れた声の聞き取りでお困りの方に提案します。

通常人の声は離れれば離れるほど聞き取りにくくなります。

これは、全ての人に共通の問題です。

最近の補聴器はワイヤレス対応の機種も増えてきましたので、離れた声でお困りの方にはワイヤレスシステムの利用をお勧めします。

では、どのようなワイヤレスシステムがあるのでしょうか。

店主が個人的に推奨したいのは、リサウンド補聴器の「マイクロマイク」(税込 38,500円)です。

マイクロマイク

実際の大きさは5.3×2.5×2cmとかなり小型です。また、重さは僅か17gと軽量です。

使い方としては、話し手の胸元につけるか、テーブルに置くかして使います。ちなみに最大通信範囲は25mです。イメージとしては25mプールの両端同士の会話が聞こえるイメージになります。

テーブルに置いて使うイメージはこんな感じです。

テーブルマイク

テーブルの中央にマイクがありますから、周りに座っている全ての人の声が直接耳に届きます。

ジーエヌリサウンドのワイヤレス機能付き補聴器を使用の方でしたら、マイクロマイクが直ぐに使えます。

ワイアレスアクセサリー活用は、例えばこんなケースが想定されます。

・広い会議場で声が聞き取れなく困っている

・テレビ会議の声が聞き取りにくいが自分だけ大きく聞こえるようになりたい

・講演会でしっかり聞きたい

・教室で講師の話が聞き取りにくい

などが挙げられます。

ワイアレスマイクひとつで暮らしが変わるかもしれませんね。

なぜ講演会は聞こえにくいのか 離れた声を聞くには

普通の会話なら補聴器で十分聞こえる方も、講演会などは苦手の方が多いのはなぜでしょうか。

もちろん近くの声と遠くの声でしたら、当然遠くの声のほうが聞き取りにくいのですが、それ以外の原因はあるのでしょうか。

その答えは「マイク」かもしれません。

理由としては、

1.音声は機械を通すと歪む

話者の肉声がマイク→アンプ→スピーカーを通ることで、歪が生じます。

2.座る場所や音響設備の問題

施設によっては音響設備が簡易的な物が使用されていたり、座る場所によって音圧不足になることがあります。

3.反響しやすい壁や天井により残響音がある

壁や天井の材質や構造により、スピーカーからの直接の音声に加えてすこし遅れた反響された音声が何重にもなって聞こえることがあります。また、低音域の反射音が子音をマスキングして聞こえにくくなることもあります。

それでは、補聴器をご使用の方はどのようにすれば「マイク」の声(テレビや電話も含めて)が聞き取りやすくなるのでしょうか。

理想はワイヤレスシステムを利用して、音声を直接補聴器に飛ばすことです。

例えばフォナック補聴器のロジャーなどの活用です。

フォナック補聴器のロジャーにつきましては、こちらを参照下さい。

ロジャースタートブック記事

補聴器の調整で対応しようとしますと、

1.補聴器の指向性モードを利用して、反響音を拾う範囲を少なくし直接音の比率を高める。

2.残響による子音のマスキングを減らす為、高音域強調のプログラムにする。

3.スピーカーから発せられた音声を必要以上に抑えないようリニア増幅を使ってみる

などがいいでしょう。

難聴になるとどのような状態になるのか

健聴の方にはぴんとこない内容とは思いますが、難聴になると以下の状態が現れます。(家族を夫婦に置き換えてもいいでしょう。)

・家族との会話が上手く聞き取れず、ついつい相槌で誤魔化してしまう。

・聞こえないことで家族と喧嘩することがある。

・家族の会話に加われなくて、段々孤立してくる。

・聞こえないことで、家族との会話が無くなって来る。

・大声で会話をしているので、周りから喧嘩をしているように見られてしまう。

・聞こえに自信がないので、ついつい外出の機会が減ってくる。

・電話の会話が分からないので、電話に出ることが出来なくなる。

などの状態が挙げられます。

これは難聴の悪循環で、聞こえない→ 会話が無くなる→ 言葉の聞き取りの力が落ちる→ ますます聞こえなくなるの負のスパイラルに陥ります。

補聴器はあくまで聞こえの補助をする補装具ですから、難聴の程度が進むほど効果が少なくなります。

ですから、やはり早めの装用をお勧めします。

高齢者におすすめの使いやすい補聴器はどれでしょうか?

ご家族の方が初めて親や祖父母の補聴器を考える際によく「高齢者におすすめの補聴器」のことを聞かれます。

一人一人の聴力や使用目的、性格などが異なりますので、一概に「これだ!」と言える補聴器はありません。

ですが、大まかな高齢者におすすめの補聴器は以下の内容となります。

1.補聴器の種類

耳かけ型補聴器は、取り扱いも簡単で使いやすく便利な充電式補聴器が充実していて高齢者におすすめです。

2.補聴器のクラス

ご予算の問題がなければ、補聴器の聞こえはクラスが高いほど良くなりますのでハイクラスを高齢者におすすめします。

3.どこで購入するか

最近は通販などで手頃に購入できる補聴器(集音器)もありますが、補聴器専門店での購入を高齢者にはおすすめします。

以上のことから具体的にどのメーカーのどの補聴器をおすすめするかは個別のカウンセリングや聴力測定などが必要になります。

個別のご相談はお問合せください。

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2024年3月26日 | カテゴリー : 未分類 | タグ : | 投稿者 : 玉腰

高齢者が使いやすいおすすめ補聴器とは

補聴器ユーザーの大半は高齢者ではありますが、高齢者が補聴器を検討する際に大切なポイントのひとつに「使いやすさ」が挙げられます。

確かにどのような優れた補聴器でも使いにくいと結局は使わなくなってしまいます。

例えば、手が不自由になってきたので補聴器をうまく着けることができるか心配とのお声もあります。

高齢者でも安心、簡単に扱うことができる人気のおすすめ補聴器をご紹介いたします。

最新のデジタル補聴器は電池交換が不要の充電式など比較的簡単に扱える補聴器が増えています。

耳かけ型補聴器はこんな感じです。

電池交換の必要もありませんし、充電器から取り外せば自動で電源が入り使用できます。

確かに安心簡単に使えます。

最近では耳あな型補聴器でも充電式が主流になりつつあります。

また、高齢者が補聴器を使うに際して大切なポイントは「訪問サービス」の利用です。

補聴器の訪問サービスは、移動の手間を削減できるだけでなく、交通費や時間の節約にも繋がります。また外出が難しい方には大変好評をいただいています。

大阪補聴器センター吹田店の出張訪問サービスで在宅での補聴器試聴をご希望の方はお問い合わせください。

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出張訪問サービス

2024年3月26日 | カテゴリー : 未分類 | タグ : | 投稿者 : 玉腰

若い方にはどのような補聴器がいいのか

補聴器と言えば、どうしても高齢者が使う補装具のイメージがあります。

確かに年齢とともに聞こえが悪くなって補聴器を使用するパターンが多いのは事実です。

ですが、比較的若い世代でも聞こえに不自由を感じている方も意外といらっしゃいます。

現役世代ですとやはり見た目を気にして補聴器を着けたくない方も多いかと思います。

しかし、聞こえにくいのを放置すると色々な問題が出てきて、結局はご自身の生活の質の低下を招きます。

できれば早めの対策をしていただきたいのですが、なかなか踏み切れませんね。

そこで、今回はとにかくおしゃれで目立たない補聴器を聞こえでお困りの若い世代の方に紹介します。

シグニア補聴器のSilk Xシリーズです。

世界最小クラスのほとんど見えない耳あな型補聴器です。しかも既製品なので直ぐに使用できます。

軽量で誰にも気づかれず使えますし、スマホアプリの使用でご自身で音量調整も出来る便利な補聴器です。

実際に1週間レンタルも出来ます。但し、レンタル料6,000円となります。

レンタルをご希望の方は当店までお問い合わせください。

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2024年3月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 玉腰

安い補聴器と高い補聴器の違い 満足度は

人間誰でも「安くていい物」を買いたいと思うものです。補聴器も一商品としては同じだと思うのですが、補聴器を選ぶ際にあまりに金額にこだわると、思わぬ落とし穴があります。

もちろんご予算の問題もあるとは思いますが、一般的に高い補聴器の方が顧客満足度は高くなります。例えば安い補聴器(1台10万円以下)と高い補聴器(1台40万円以上)ではこんな違いが出てきます。

1.操作性

安い補聴器 自分である程度調整して使う必要があります。

高い補聴器 全自動で補聴器が調整してくれます。

2.雑音

安い補聴器 雑音は多い

高い補聴器 雑音は少ない

3.調整

安い補聴器 細かい調整は出来なく、一般的に満足度は低くなります。

高い補聴器 微調整が出来るので、一般的に満足度は高くなります。

4.両耳効果

安い補聴器 左右の補聴器が別々に動くのでバランスが悪くなります。

高い補聴器 左右の補聴器が連携して動くので聞き取りが良くなります。

5.疲労感

安い補聴器 必要以上に不要な音を聞くケースもあり、長時間使用できない場合もあります。

高い補聴器 長時間使用しても疲れにくく快適です。

などが挙げられます。

実際に補聴器を購入される方の多くは1台15~20万円程度の方が多いので、上記の比較の中間くらいの感覚になります。

いずれにしてもご予算と補聴器にどこまで望むのかをしっかり相談員に伝えて、最適な選択をして下さい。