Androidスマホと補聴器が直接つながるには

現在のところ、iPhoneであれば補聴器と直接つながる器種は増えてきていますが、残念ながらAndroidスマホの場合は直接つながりません。

Androidスマホの場合は、中継器などの使用で補聴器から直接通話音声や音楽を聞くことは可能ですが、

「いちいち中継器も持ち歩くのは面倒!」

「音声が安定しない!」

などのお声はありました。

 

そこで、今回「Googleが Bluetooth対応 補聴器のために G.722 コーデックのサポートを Android に実装しようとしている」とのニュースが飛び込んできました。

まず、「G.722 」とは高品質なデジタル音声通話を提供する広帯域音声コーデックで、Bluetooth対応 補聴器の他にも、普通のヘッドセットや IP 電話、デジタル電話機などでも使われています。

また、今回の情報では G.722 コーデックのサポートだけではなく、Bluetooth 対応補聴器のためのプロファイルの開発にも取り組んでいるそうです。

噂では実際にサポートするは Android P になるとのことです。

 

もし、これらが実現されれば、Androidスマホでも補聴器に直接つながることが出来ます!

ぜひ一日でも早く実現されるといいですね。

 

 

補聴器の調整をスマホ経由で出来る時代か?

通常補聴器の調整は、補聴器を購入した店舗で対面で行います。

しかし、

「なかなか時間が無くて店までいけない。」

「店が遠いので店まで行くのが面倒だ。」

「店で調整しても家で聞いたらいまいち・・・」

などのお声はあります。

もちろん当店の出張訪問サービスで上記お声には対応していますが、「いつでもどこでも補聴器の調整をしたい!」とのお声には応えきれていません。

そんなお客様の要望にお応えできそうなサービスが海外では始まっています。

「シグニア テルケア(Signia TeleCare)」です。

詳細はまだ不明な部分が多いのですが、概要は以下の動画を参照下さい。

 

スマホと販売店のパソコンが繋がることで、離れた場所でも補聴器の調整が即時に出来ます。

確かに、補聴器の調整を店舗で行う際には、パソコンと補聴器を中継器(ノアリンク・ハイプロなど)経由で繋いで調整しています。

最近の補聴器はワイヤレス機能を搭載していますので、スマホを中継器として使用すれば理論的には遠隔地でも調整は可能です。

中にはスマホだけで補聴器のフィッティングを行うアプリも開発されています。

オージオグラムが無くてもその場でヘッドホンを使って聴力を測定できるオプションもあるみたいです。

 

今迄みたいに、店舗でオージオメーターを使用して聴力を測定し、パソコンで調整する時代から、いずれはスマホ1台で全てができる時代になるかもしれませんね。

 

補聴器ユーザーのスマホはiPhoneをお勧めします!

今では生活に欠かせない機器となったスマホですが、補聴器ユーザーにとってはiPhoneかアンドロイドスマホどちらが便利でしょうか。

まず言える事は、アンドロイドスマホはメーカーや機種があまりに多いので、機種に合わせた独自の仕様を補聴器に加えることが出来なく、補聴器と直結して使うことが難しいです。ですので、途中に中継器を使用して補聴器と繋がる仕様となります。

また、アンドロイドスマホ独自の問題として、メーカー毎に独自のOS仕様変更がありますので、ますます仕様を合わせていくことが難しいです。

それに対し、iPhoneはメーカーはアップルのみですので、Made for iPhoneの補聴器の開発は可能です。

ジーエヌリサウンドをはじめスターキー・オーティコンの3社が現在Made for iPhoneの補聴器を発売しています。

世界6大メーカーのうち3社がMade for iPhoneの補聴器を発売していますので、いずれは全てのメーカーでMade for iPhoneの補聴器が発売されることでしょう。

そう考えますと、これからスマホを買い替える場合にiPhoneにされるほうが有利です。

ダイレクト通信やアプリのフル活用を望むのでしたら、断然iPhoneをお勧めします。

参考までに今月発売のオーティコンの新製品のイメージ動画をご覧下さい。

 

 

補聴器とスマホの連携が今のトレンドです

昨日のTBS系列テレビ番組 「駆け込みドクター! 運命を変える健康診断」で、耳のことや補聴器のことが紹介されました。

当店におきましても、朝から番組を見てお問い合わせを頂いています。

店主も昨日の放送を観ていましたが、なかなか興味深い内容でいい番組であったと思います。

番組の終了間際に、スマホと補聴器を連携させて音楽を聞くデモンストレーションがありましたが、具体的にどのメーカーにどんな補聴器があるのか疑問に思った方も多かったと思いますので、当店取扱メーカーの例で補足したいと思います。(番組ではアメリカのS社の製品が紹介されていました。)

1.シーメンス補聴器 バイナックスシリーズ

耳かけ型から耳あな型までのフルラインナップがあります。スマホアプリがリモコン代わりに使えますし、リモコンのイージーテックブーストを使用すれば、スマホとワイヤレスで繋がります。加えて、別売りのボイスリンクを使えばテレビをワイヤレスで聞くことも出来ます。(イージーテックブーストも併用します。)

また、iPhoneとアンドロイドスマホが対応していますので、全てのスマホで使えます。

2.ジーエヌリサウンド リサウンド・リンクススクエア

番組で紹介されていた補聴器と似ています。iPhoneと直接繋がるのでとても便利です。(アンドロイドスマホは対応していません。)バイナックスシリーズと同じくフルラインナップ揃っています。リサウンド・スマートアプリにはGPSにより補聴器を捜す機能や場所によりプログラムを自動で切り替える機能など多種の便利な機能が搭載されています。また、スマホをお持ちで無い方でも、ワイヤレスシステムを活用すれば、テレビや離れた声を直接補聴器に届けることも出来ます。

3.フォナック オーデオV

現時点ではRICタイプの耳かけ型のみの販売です。但し、1台15万円からとお手頃価格から使用できます。フォナックスマートフォンアプリを使用すれば、スマホがリモコンとして使えます。(コムパイロットは必要です。)

リモコンのコムパイロットを使うことでスマホと繋がりますので、ハンズフリーでの通話や音楽鑑賞ができます。テレビはテレビリンクを併用することで直接楽しめます。

また、iPhoneとアンドロイドスマホが対応していますので、全てのスマホで使えます。

 

これからは単に補聴器の性能だけでなく、スマホとの連携も補聴器を選択する際の大きな要因となってくることが予想されます。

販売店側も単純に補聴器を合わせるのみならず、スマホやワイヤレス機器への接続の知識や技術を必要とされる時代になってきました。

店主も常に新しい技術や知識をインプットし、適切な形でアウトプットしていきたいと思います。

 

バイナックスbinaxは片耳装用でも効果はあるのか?

11月に新発売のシーメンス補聴器新製品「バイナックスbinax」は両耳装用で機能が100%使えるようになります。

しかし、一側性難聴や訳ありで片耳装用の方などには「バイナックスbinax」は効果が無いのでしょうか?

当店では以下の理由から、片耳装用の方でも「バイナックスbinax」をお勧めしています。

1.サウンドの良さ

バイナックスから導入されたbinax fitは、XCELシリーズの日本語の聞き取りやすさとmiconシリーズの聞き心地の良さを受け継ぎながら開発された新型ソフトを使用しています。自声を含む音の響き具合を改良し、音質の安定感も改良されました。今までの補聴器には無い自然な聞こえを実現しています。

2.電池の種類の豊富さ

電池の大きさに合わせて3種類の機種が選択できます。電池寿命や大きさにより選択肢が増えました。

3.スマホがリモコンとなる

お持ちのスマホがリモコンとして使用できます。イージーテックを使用すればテレビや携帯通話もより聞こえます。

以上のことからお勧めはしていますが、実際に効果を試したい方はお電話(06-6836-7213)までご相談下さい。

バイナックスbinax

2015年の補聴器のトレンドを予想する

2014年も残すところ2ヶ月強となりましたが、来年の補聴器新製品はどのような製品が出てくるか予想したいと思います。

1.スマホとの連携が標準装備される

2014年の新製品の特徴としてはスマホ(特にiPhone)との連携が挙げられます。11月にシーメンス社が発売する新製品も噂ではスマホとの連携が目玉となりそうです。従来のiPhoneに加えアンドロイドのスマホでも連携出来るようになればガラゲー使用者以外は全て補聴器とスマホが連携できることになります。単純に音量調整やプログラム変更をスマホで行えるだけでなくアプリの進化で新しい機能を補聴器に付加できる可能性があります。また、電話と補聴器が直結することで、電話での聞き取りが良くなるメリットもあります。

2.両耳が連携するスタイルが標準になる

左右の補聴器が別個に動くのではなく、連携して周囲の音の状況を捉えて会話を聞きやすくする機能はより進歩すると予想されます。ザワザワした場所での会話や風の強い屋外での会話がより聞こえやすくなると思います。

3.テレビと補聴器の連携

難聴の方にとってテレビが聞こえにくいのでなんとかならないか?のニーズは根強くあります。補聴器とテレビをワイヤレスで繋ぐ技術はありますが、中継器が必要になったりテレビの音だけが聞こえ会話が聞こえないなどいろいろな問題があります。テレビの音声を直接補聴器に伝え且つ会話も聞こえるシステムの出現を期待したいところです。

番外

販売店としては現在パソコンのみで行っている補聴器のフィッティングがタブレットやスマホで出来るようになれば特に当店のように出張訪問を専門で行っている店には助かります。なにせノートパソコンとは言えかなりの重量がありますので軽量化出来ると助かります。(個人的な願望です・・・)

店主の予想では予想1と2は実現確率95%、3は60%と予想します。来年の今頃に再度考察してみたいと思います。