スマホアプリで補聴器をフィッティングする?

通常、補聴器を初めて装用する際には、

1.オージオメーターで聴力を測る

2.パソコンを使って補聴器をフィッティングする

プロセスが必要です。

しかし、海外では既に「MobileFitting App 」が存在し、オージオメーターやパソコンが無くてもスマホアプリですべてが出来る時代に突入したようです。

参考動画

 

 

つまり、スマホ1台ですべてが出来ます。

聴力測定

補聴器のフィッティング

補聴器の調整

など従来のやり方では各種装置が必要であったプロセスが無くなるのです。

 

大阪補聴器センターはお客様の自宅に伺う出張訪問型の補聴器専門店です。

当然ですが、訪問の際には「オージオメーター」や「調整用パソコン」など必要な機器は持参していますが、アプリで全てが出来るようになれば大変助かります。

つまり、小さな鞄一つでどこにでも訪問できる時代になるのです。

これから、出張訪問で補聴器店を開業しようとお考えの方にも朗報かもしれません。

また、補聴器の調整が本格的に遠隔操作で出来るようになれば、より遠方の方のフォローも出来るようになります。

しかしながら、遠隔操作につきましては当面若い世代にユーザーが限定されることもありますし、いきなりスマホフィッティングの時代にはなりません。

ここ数年で補聴器業界も大きな変化があるかもしれませんね。

補聴器の調整をスマホ経由で出来る時代か?

通常補聴器の調整は、補聴器を購入した店舗で対面で行います。

しかし、

「なかなか時間が無くて店までいけない。」

「店が遠いので店まで行くのが面倒だ。」

「店で調整しても家で聞いたらいまいち・・・」

などのお声はあります。

もちろん当店の出張訪問サービスで上記お声には対応していますが、「いつでもどこでも補聴器の調整をしたい!」とのお声には応えきれていません。

そんなお客様の要望にお応えできそうなサービスが海外では始まっています。

「シグニア テルケア(Signia TeleCare)」です。

詳細はまだ不明な部分が多いのですが、概要は以下の動画を参照下さい。

 

スマホと販売店のパソコンが繋がることで、離れた場所でも補聴器の調整が即時に出来ます。

確かに、補聴器の調整を店舗で行う際には、パソコンと補聴器を中継器(ノアリンク・ハイプロなど)経由で繋いで調整しています。

最近の補聴器はワイヤレス機能を搭載していますので、スマホを中継器として使用すれば理論的には遠隔地でも調整は可能です。

中にはスマホだけで補聴器のフィッティングを行うアプリも開発されています。

オージオグラムが無くてもその場でヘッドホンを使って聴力を測定できるオプションもあるみたいです。

 

今迄みたいに、店舗でオージオメーターを使用して聴力を測定し、パソコンで調整する時代から、いずれはスマホ1台で全てができる時代になるかもしれませんね。

 

スマホとイヤホンで補聴器?

最近は色々なスマホアプリが登場していますが、その中には補聴器アプリ(厳密に言えば集音器アプリ)もあります。

補聴器の基本的なパーツである、「マイク」「アンプ」「レシーバー」の機能が備わっていれば、スマホの「マイク」「アンプ」とイヤホンの「レシーバー」で補聴器の代用にはなります。

今回店主が興味を持ったのは、「uSound」という補聴器アプリです。アルゼンチンの会社が開発したので、説明は英語・スペイン語のみになります。

まずは、以下の動画をご覧下さい。

 

この動画の中で説明されているのが、「uSound」です。

興味深いのは、ワイヤレスイヤホンを使用すれば、スマホを遠隔マイクとして使用できるので、離れた場所の声も聞き易くなることです。

個人的には、このようなアプリの登場でポケット型補聴器や集音器は駆逐されると思います。

しかし、あくまで補聴器アプリは補聴器に取って代わる物ではありません。あくまで、補聴器デビューの前の段階である、音を増幅して聞くことの便利さを体験するツールとしてはいいと思います。

 

スマホが補聴器のリモコンになります!

意外と知られていないのですが、スマホは補聴器のリモコンとして使えます。

但し、条件があります。

当店取扱メーカーのシーメンス・シグニア補聴器が一番進んでいると思いますので、シーメンス・シグニア補聴器を例に挙げて説明します。

まず、対象機種です。

プライマックス・バイナックス・オリオン2・シリオン2

対象スマホ

全てのiPhoneとアンドロイドスマホ

使用するアプリ

タッチコントロールアプリ

アプリで出来ること

プログラム切替・音量調節・音質調整・ミュート

 

文章だけでは、イメージが涌かないと思いますので、英語版にはなりますがタッチコントロールの使い方です。

 

傍で見ていたら、補聴器の調整をしていることは全く分かりません。

状況に合わせて自分で補聴器の調整が出来ますので、とても便利だと思います。

プログラムの設定につきましては、販売店で行いますが、それをどう使うかは自分で決められるのがいいですね。

 

 

スマホが補聴器のリモコンになる時代です

現在携帯電話の多くはスマホの時代となりました。

多くの方が持ち歩くスマホが補聴器と連携するのが今の流行です。

補聴器ユーザーの方にとって自分で補聴器の調整が出来る便利なリモコンがスマホアプリに登場し、ますます便利になっています。

しかし、まだまだ情報不足の感は否めないので今回はシーメンス補聴器を例に取り紹介したいと思います。

 

シーメンス補聴器 タッチコントロールアプリ

タッチコントロール

使用可能スマホ 全てのiPhoneとAndroid(アンドロイド)スマホ

使用できる補聴器 バイナックス、オリオン2、シリオン2 シリーズ

アプリで出来ること

・音量調整

・プログラムの切り替え

・低音高音の調整

・消音(ミュート)

・マニュアル指向性(聞きたい音の方向と幅を手動でコントロールできる機能です。但し、バイナックス7/5クラスを両耳使用時のみ限定の機能です。)

 

便利なポイント

・CIC補聴器でも自分での調整がし易くなりました。CIC補聴器の場合、本体にはボリュームやプログラム切り替えボタンが付いていませんのでスマホでの調整はとても便利です。

・他の方は補聴器の調整をスマホでしているとは思いません。

・スマホ画面での調整は画面が大きくて見やすいです。

 

シーメンス補聴器シリオン2シリーズでしたら、片耳11万円からスマホ調整デビューが出来ますのでぜひ便利な機能を活用してみてはいかがでしょうか。

 

スマホアプリは箱型補聴器を駆逐するのか

アプリ例スマートフォンの急速な普及でアプリでも補聴器の代用をするものが出てきました。スマートフォン自体にマイクや電源は付いていますので、イヤホンを使用すれば箱型補聴器の代用にはなります。

最近もPetralexからPETRALEX Hearing Aid なるアプリがありました。

44.1kHzまで対応だそうです。しかしながら、通常の人間の聴覚ですと必要なのは20kHzくらいまでですし、日常会話でしたら8kHzまでで十分です。イヤホンの性能でそこまでの音域が出るかは眉唾物です。

3分ほどで聴力の測定が出来ますが、具体的な結果内容はブラックボックスであり、それに基づいて調整された音になるそうです。プログラムの変更や音量調節は出来ますから箱型補聴器並みの機能と性能は有していると思います。

また、ワイヤレスのイヤホンを使用すればスマホで集音した音声を離れて聞くことが出来ますから、ワイヤレス補聴器みたいな使用も可能になります。

個人的にはスマホアプリは箱型補聴器の代用が出来るとは思いますが、あくまで現在の集音器程度の機能と思います。