会議だけ困る・講演会だけ困る方へ

軽度難聴くらいの方ですと、日常生活ではあまり不自由を感じないので、まだ補聴器は使いたくない方も結構いらっしゃいます。

勿論補聴器の早期装用でお勧めしたい処ですが、今回は「会議だけ困っている方」「講演会だけ困っている方」に向けて便利な機器を紹介したいと思います。

今回紹介する機器は、

「ベルマン ドミノ・プロ」(価格 156,600円 税込)です。

簡単に申し上げると、受信器と発信器がセットになった集音器です。

こんな形をしています。

ベルマンドミノ・プロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使い方としては、講演会の場合は、講演者の胸ポケットに発信器を取り付け指向性のマイクを有効にすれば、離れた場所の受講者の受信器で音量と音程を調整しながらクリアな音声を聞くことができます。

こんなイメージです。

講演会

 

 

 

会議の場合は、会議室などで、発信器を会議机の離れたところに置いて無指向性のマイクを有効にし、自分の近くに受信器を置いて無指向性マイクを有効にすれば、広い会議室での議論も聞くことができます。

 

こんなイメージです。

会議

 

また、別売りの音声認識用のケーブルを使えば、UDトークなどで文字として表示することも出来ます。つまり、パソコン又はスマホで会議の議事録の作成も可能です。

参考動画です。

 

 

また、受信器と送信器がそれぞれ集音して、受信器で両方が聞こえますからかなり聞こえやすくなります。

 

このように補聴器以外でも聞きやすくする方法はあります。

しかし、理想は聴力に合わせた補聴器を装用して聞くことが一番だと思います。

 

 

 

 

 

 

3万円の予算で補聴器を

敬老の日に補聴器を贈りたい方が気になるのはお値段です。

補聴器の最安値はポケット型補聴器になりますが、それでも4万円はします。

予算が3万円となると、正直補聴器は難しいのですが、集音器でしたら3万円で納まります。

今回紹介したいのは「ベルマンミノ」価格28,000円(税抜)です。

ベルマンミノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集音器ですので、補聴器みたいに細かく調整は出来ませんが、最大45dBまでの増幅が可能ですので、軽度・中度難聴向けの集音器です。

リチウムイオン充電池を使用しますので、約2.5時間の充電で約18時間使用できます。

大きさは99mm×48mm×22mmで重量は75gです。

簡単ではありますが、指向性機能・音程調整機能が付いています。

 

集音器につきましては、当店の出張訪問サービスでの対応はしていません。

代引きでの通信販売とさせていただきます。(商品代に別途送料・代引き手数料が必要です。)

どうしても3万円以内で贈りたい方は、電話06-6836-7213までご連絡下さい。

補聴器は雑音が多い?

明日3月3日は「耳の日」です。「ひな祭り」がメジャーですが、補聴器業界ではとにかく「耳の日」を少しでも盛り上げようといろいろなイベントや企画を行っています。そんな時期ですので普段より補聴器に関する情報や広告をよく見かけますが、よく言われるのが「補聴器は雑音が多い」とのご意見です。

よくあるのが、人から伝え聞いて「○○さんが補聴器を買ったけど、雑音が多くて全然使っていない。」という話です。よくよく話を聞くと実は「補聴器」ではなく「集音器」だったり、通信販売で購入した製品の事だったりします。しかし、一般の人にとって「補聴器」と「集音器」の識別はまだまだ難しいかと思います。

確かに昔の補聴器は雑音が多かったかもしれません。しかし、最近の補聴器は雑音に関してはかなり改善されています。昔のイメージで「雑音が多い」とのご意見は間違いです。

一口に「雑音」と言ってもいろいろな意味合いがあります。よくあるのが「会話と関係ない音」が「雑音」と言う方がいます。この場合の「雑音」は補聴器では改善しません。なぜならば、補聴器は会話と関係ない音を消す機能は付いていません。会話以外の音が消えるのは、現実ではありえないことです。補聴器は雑音を抑制しますが、雑音を消し去る訳ではないのです。周囲の音を消して会話だけ耳に届ける補聴器は存在しません。

それと、補聴器は高性能で高額の機種ほど「雑音」は少なくなります。それがお値段の差です。低価格で高性能の補聴器はありません。ですから、購入の際にはどのような場面でどのような使い方をするかをしっかり考えないと後で後悔するケースがあります。

今回は「雑音」についてコメントしましたが、「雑音」に関しては個別に対応すべき部分もありますので、あくまで概論としてお考えください。

 

集音器はスマホアプリに駆逐されるのか?

最近の携帯電話は殆どがスマホの時代になり、高齢者の方もスマホを使いこなしている方が増えてきました。スマホアプリの中には補聴器や集音器としての機能を搭載したものも最近では出てくるようになりました。

例えば「EasyHearingAid」価格1,400円のケースで検証してみたいと思います。

説明は以下の内容で記載されています。(iTunesより引用)

EasyHearingAidは、職場の同僚との真面目な会話、お友達とのおしゃべりを手助けする、集音器のような補聴アプリです。

*****自分の耳で聞いて会話するために*****
EasyHearingAidはあなたの耳へ、真面目な話し声や楽しいおしゃべり声を届けます。

*****単純な操作で*****
高い音や低い音、自分の聞きたい高さの音をスライダーで上下に調節して、自分好みの音が作れます。

*****アプリを通じて広がる人のつながり*****
操作画面内のボタンから、中途失聴者が集まるfacebookページへジャンプして、色々な投稿、体験談を読むことも、そこにいる人たちとおしゃべりする事も出来ます。

1)アプリの説明
このアプリは、以下の事が出来ます。
・聴覚障害を抱えた人の聴こえを助けます
・聴覚障害の疑似体験が出来ます(難聴体験)
※これは補聴器ではありません。
※軽度、中度、重度難聴の方各々から賛否両論を頂いており、その効果には個人差があります。

2)アプリの機能
・周波数毎の出力調整:13区分
・出力設定の保存・呼出:3ヶ
・出力音量の調整:5段階

 

Easy Hearing Aid

問題点としては各周波数毎の調整をどのようにするのかユーザーの判断に一任されていることが気になります。必要以上にボリュームを上げると耳を傷めるリスクがありますし、聴力に合っていない調整で使用する事は好ましくありません。

雑音を抑制する機能や入力音によって増幅を変える機能もないので騒音下での聞き取りや衝撃音の面では不安があります。

しかし、いわゆる集音器として1,400円でこの内容であれば「お得感」はあります。

本来であれば難聴の方には専門家がフィッティングした補聴器をお勧めしますが、

補聴器を考える前の参考にしたい

とにかく安く使える集音器が欲しい

などとお考えの方には一つの選択枝かもしれません。