固定電話を聞こえるようにするには

固定電話が苦手な難聴の方に、聞こえるようにする方法を今回は紹介したいと思います。

勿論、補聴器を装用すれば聞こえる方は問題ありません。しかし、難聴の程度が重かったり言葉の明瞭度が悪いために電話が聞こえない方への提案となります。

 

1.電話機をジャンボプラスにする

ジャンボプラスは受話音声を、約60dB/2.5KHz.音量増幅し、音程は150Hz.~6KHz.の間で4段階に調整が出来る特殊な電話機です。また、着信音量をLow(75dB)、Med(85dB)、HI(95dB)の3段階に調整できます。加えて、電話機前面と側面にある表示ランプが着信時に点滅しますので、電話機が視界にある場合には着信に気づきます。それに受話器にはT-コイル内蔵が内蔵され、T-コイル内蔵の補聴器をしたまま磁気誘導により鮮明な受話音声を聞く事もできます。

こんな形の電話機です。

ジャンボプラス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

販売価格は¥28,000(税抜)となります。

中度難聴くらいまででしたら、この電話機でいけると思います。

 

では、高度・重度難聴で言葉の明瞭度が悪い場合ですが、以下の方法はいかがでしょうか。

 

2.ジャンボプラスにUDトークを併用して聞く

まずは、以下の動画をご覧ください。

 

 

 

まず、UDトークですが、コミュニケーションの「UD=ユニバーサルデザイン」を支援するためのアプリです。詳細につきましては以下のサイトを参照ください。

UDトークって?

 

上記動画の説明にもありますが、電話音声を文字化することで、耳と目で会話を理解することが出来ます。よく相手の言っていることが聞き取れなくて電話が苦手であったり電話に出ない方にはこんな方法もあります。

今の時代、スマホでの会話を補聴器で聞きやすくする方法はいろいろありますが、固定電話の場合は上記内容を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

UDトークのワイヤレスマイクとしてのロジャーペン

最近、フォナックの「ロジャーペン(109,000円 税抜)」の引き合いが増えてきています。

先日も、某自治体の方から

「ロジャーペンをUDトークのワイヤレスマイクとして使いたい。」

とのお問い合わせがあり、

改めて「ロジャーペン」と「UDトーク」について説明したいと思います。

 

まず、「UDトーク」とはコミュニケーションの「UD=ユニバーサルデザイン」を支援するためのアプリです。

具体的には、音声認識エンジンAmiVoice®(アミボイス)を使って、会話/スピーチをリアルタイムに文字化します。AmiVoiceは「日本語」「英語(北米)」「中国語(簡体字)」が使用できます。

詳細につきましては、ホームページを参照ください。( http://udtalk.jp/ 

 

次に「ロジャーペン」ですが、「UDトーク」の音声の入力は携帯電話やタブレット端末に内蔵されているマイクロホンでも大丈夫なのですが、デジタル補聴援助システムのワイヤレスマイクロホン「ロジャー ペン」をBluetoothで端末に無線接続して入力用のマイクロホンとして利用することができます。

使用イメージはこんな感じです。

ロジャーペン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞き手はUDトークで文字化された音声を読みながら、会話音声はロジャーペンから直接補聴器に届きますので言葉の理解力は格段に良くなります。

また、ロジャー ペンは騒音下でも話し手の声をしっかりと拾ってくれるアダプティブ指向性マイクロホンなので、首に掛けて使用した時の認識率がとても高くなり、かなり便利です。

 

現在UDトークを利用されている方は、ロジャーペンの併用もいいと思います。