2020年5月20日に発売のフォナック補聴器の耳あな型補聴器「バート マーベル」は注目の逸品です。
全世界で200万台以上が出荷された「マーベル」シリーズの流れを汲み、耳あなタイプでの使用をご希望の方には待望の補聴器ではないでしょうか。
今回耳あなタイプは4タイプ発売ですが、機能の充実した「バート M-312」に特化してその特徴を説明します。

1.ハンズフリー通話
スマホと直接つながる補聴器が増えてはいますが、自分の声はスマホのマイクで伝える仕組みなので、通話の際にはスマホを口元に持ってくる必要が今まではありました。
ですが、バート M-312は補聴器のマイクで自分の声を拾うことが出来るので、ハンズフリーでの通話が出来ます。
しかも、iPhoneとAndroidいずれのスマホでもBluetoothでペアリングして使用できます。
外見も、ブラックにすれば、ワイヤレスイヤホンにしか見えません。
2.ロジャーに直接つながる
例えば、離れた場所の声や複数の人が同時に話す場合に、補聴器だけでは聞き取りにくい場合があります。
そんな時に便利なのが、デジタルワイヤレス補聴援助システムのロジャーです。
こんな機器を使用します。

しかし、従来の耳あな型補聴器の場合は外部受信機を用意して使用する必要がありましたが、バート M-312なら直接受信することが出来ます。今までより簡単に快適にロジャーを使用して職場やプライベートでの聞き取りを改善できます。
3.テレビコネクターDと繋がる
テレビコネクターDはテレビの音声を直接伝えるワイヤレス機器です。

こちらも直接つながりますので、好きなテレビ番組や映画をステレオのいい音で聞いてもらえます。

以上のことから、一言でバート M-312の特徴を言えば、
「補聴器とワイヤレスイヤホンの融合」
と言えるのではないでしょうか。