耳鳴りと補聴器

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NHK総合テレビのためしてガッテンで3月4日に「ついに!耳鳴りが治る 原因解明&治療最前線」が放送されてからは、「耳鳴り」に関するお問い合わせが連日のように続いています。

普段とは異なる切り口での補聴器問い合わせなので、耳鼻咽喉科の領域となる部分はお答えするのが難しいのですが、今回は音響療法について補足したいと思います。

まず、音響療法とは、外部から音刺激を与えることで外部の音に注意を向けさせて「耳鳴りを気にならなくさせる」方法です。この方法は慣性化した耳鳴りに対して有効な治療法の1つではありますが、専門医のカウンセリングや指導が必要になります。ですから、限られた病院や医院でのみ音響療法は行われています。つまり、補聴器販売店単独での音響療法はありません。

ですが、難聴を伴う方の場合に、補聴器を付けることで聞こえが良くなり、しかも耳鳴りが緩和するケースがあります。聞こえが良くなると、耳鳴りへの意識が薄れるからです。

補聴器は周囲の音を増幅して耳に届けてくれますので、それまで聞き取れなかった周囲の様々な音に意識が向けられることになり、その結果耳鳴りが緩和されるのです。

しかし、補聴器は実際の周囲の音を増幅することしか出来ませんから、非常に静かな環境では耳鳴り治療ツールにはなりません。このような場合はサウンドジェネレータ(音響治療器)付きの補聴器が有効になります。

当店取扱メーカーではシーメンス補聴器のバイナックス及びマイコン全機種とオリオンシリーズにはサウンドジェネレータ機能が搭載されています。ただし、治療音の調整は専門の耳鼻咽喉科で行う必要があります。

つまり、補聴器を購入する際に、耳鳴り治療のことも考慮するとシーメンスのサウンドジェネレータ機能付き補聴器がベストな選択かと思います。

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