補聴器が役立つ場面

人それぞれ難聴の程度やライフスタイル・年齢・職業など異なりますので、全ての方に共通の「補聴器が役立つ場面」はありませんが、代表的な「補聴器が役立つ場面」を挙げてみたいと思います。

 

1.家の中

ご家族の方から大声で言われて初めて気が付くことはありませんか?

家族の方の言っていることが分かりますか?

「テレビの音が大きい!」と言われませんか?

補聴器を使って聞こえやすくすれば、ご自身だけでなく家族も助かりますね。

 

2.バスや電車の中

車内のアナウンスは聞き取れますか?

次の駅はどこか分かりますか?

電車が来ない場合の案内は分かりますか?

今の補聴器は雑音や騒音を抑えて聞き取り易くする機能がありますので、便利ですよ。

 

3.会合・会議

会議や会合で何を言っているか分かりますか?

他の人の声で肝心な相手の声が聞き取れますか?

周囲の騒音を抑え、目の前の相手の声を聞きやすくする補聴器の機能を活用すればかなり助かります。

 

4.買い物

店員さんとのやり取りはスムーズに出来ていますか?

周りが騒がしいと何を言っているか分かりますか?

小さな声でも聞き取りやすい大きさにしてくれる補聴器があると便利ですね。

 

5.旅行

ガイドさんの説明や集合の案内は聞き取れていますか?

一緒に旅行している方との会話は楽しめていますか?

聞こえにくいままですと、せっかくの旅行も楽しくないですね。

こんな動画もあります。

https://youtu.be/ao0zLEMyWas

 

6.病室

周りの方に気を使った小声は分かりますか?

大切な治療の説明や薬の飲み方は、正しく聞き取れますか?

補聴器で聞き取り易いと、病院でも気疲れしませんね。

 

以上が、代表的な補聴器が役立つ場面です。

 

 

 

2018年6月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 玉腰

老人の取扱説明書?

「老人の取扱説明書」とはSB新書の本の題名です。

こんな本です。

老人の取扱説明書

 

おおまかな本の内容は以下の通りです。(以下引用)

老いた親の行動に、諦めなくて済む!高齢者の困った行動の原因となるのは、ほとんどが認知症や頑固な性格よりも、老化による体の変化「老化の正体」だったのです。本書では、この「老化の正体」と、その対処法として手軽にできる方法を、医学的にやさしく解説しています。これらを知ることで、周囲の人はイライラせずに冷静に対処できますし、高齢者本人は卑屈になることが減ります。これまでの本といえば、認知症や老人の心理にとどまるものがほとんどでしたが、体の細部にまで踏み込んだのは本書がはじめてです。

 

店主も内容に興味があり、拝読しましたが多くの老人によくある多くの困った行動の原因として難聴が挙げられていました。

例えば、

都合の悪いことは聞こえないふりをする。

突然、「うるさい!」と怒鳴る。でも、本人たちは大声で話す。

・約束したのに「そんなこと言ったっけ?」と言う。

などの原因は難聴だそうです。

 

細かいことは、書籍で読んでいただきたいのですが、一番最初の「都合の悪いことは聞こえないふりをする。」に関してのポイントを紹介したいと思います。

 

周りの人がしがちな間違い

大声で何度も話しかける

周りの人がすべき正しい行動

口の動きが伝わるように、マスクは外す

声を低くして、ゆっくりと話す

正面から話す

聞き取りやすそうな耳もしくは補聴器が入っている耳に向かって話す

高齢者と同じスピードで話す

単語ごとに区切って話す

数字を言う際には、なるべく連続して言わない

 

以上のようなポイントが記載されています。

 

この書籍は、高齢の家族を持つ方や高齢者とかかわる職業の方にはぜひ読んでいただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AirPodsが補聴器になるのか?

今秋リリース予定のiOS 12で、今までMade for iPhone対応補聴器のみでしか使えなかったLive Listen(ライブ再生機能)がAirPodsでも使えるようになるそうです。

そこで、「AirPodsが補聴器になるの?」とお思いの方もいらっしゃいます。

正確な解釈は以下の通りです。

まず、AirPodsはこんなワイヤレスイヤホンです。

AirPods

 

次に、ライブ再生とはiOS端末(iPhoneなど)をマイクにし、拾った音声を補聴器にダイレクト通信します。

イメージとしてはこんな使い方です。

 

騒がしい場所での会話や離れた声を聞くのに便利な機能です。今まではMade for iPhone対応補聴器のみがこの機能を使えましたが、今年の秋ぐらいからAirPodsでもこの機能が利用できると言うことです。

ですから、正確にはAirPodsが補聴器になる訳ではありません。

 

しかし、ワイヤレスマイクとしてのiOS端末の機能がAirPodsで使えますので、

「騒音の多い場所で聞きたい声を聞き取る。」

「テーブルマイクとして使ってみる。」

「離れた声(テレビも含む)を聞きやすくする。」

など限られた目的で使用するにはいいと思います。

 

将来的には、補聴器としての機能を搭載した補聴器も登場するかもしれませんが、現状ではまだまだですね。

 

 

 

 

 

 

 

補聴器は進化しています!

本日6月6日は「補聴器の日」です。

そこで、今回は補聴器がどれくらい進化したのか分かりやすくまとめた動画を紹介します。

 

未だに補聴器は「大きくてダサい!」「ピーピーうるさいだけ!」のイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。

しかし、今の補聴器は、

「目立たない!」

「カラフルでオシャレ!」

「充電して使える!」

など進化しています。

動画だけでは分かりにくいとお思いの方は、ぜひ一度補聴器専門店で今の補聴器を体験してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

2018年6月6日 | カテゴリー : 未分類 | タグ : | 投稿者 : 玉腰

ワイヤレスイヤホンは補聴器の代用となるのか?

オーストリアのウェアラブルオーディオブランドNuhearaの完全ワイヤレスイヤホン「IQbuds BOOST」が今年の8月末に日本で発売されるそうです。

価格は58,800円(税抜)で、こんな形をしています。

 

一見、既製品の耳あな型補聴器にも見えます。

 

このワイヤレスイヤホンは、メーカーの説明によれば、

 

「独自のスーパーインテリジェントノイズコントロール(SINC)技術により、周囲の環境音から騒音だけを低減することを実現した。」

「SINC技術は、iOS/Android OS用に提供される無料アプリにてカスタマイズ可能です。また、外音取り込み機能や取り込んだい音や声の調整、環境音と人の声のバランス調整などが行えるほか、機能自体をオフにすることもできます。」

「シリーズの上位モデルとなるIQbuds BOOSTは、SINC技術に加え、より自分の聴覚に近い、パーソナライズ可能なEar ID技術を搭載している。」

「Ear IDはアプリケーション内で聴力の測定し、どの程度の聴力の最適化が適切かを分析し、自身の聴力プロファイルを反映させるキャリブレーションを実施することで、ユーザーそれぞれが独自に調節することが可能となっている。」

 

とのことです。

 

つまり、簡単に言えば補聴器としての機能も搭載しているということです。

 

メーカー説明では、

「補聴器をつけるということに抵抗がある方が日本には多い。補聴器ではないが、それに近く “聴こえ” をサポートする機器との位置付けです。」

 

つまり、正確には補聴器ではありません。

 

しかしながら、6万円程度でしかも両耳で使用できるのは、一般の消費者にとっては魅力的だと思います。

それに、自分で調整できることも便利にみえます。

 

個人的には、

軽度難聴で必要な時のみ使用する。

今まで耳の病気をしたことが無い。

左右の聴力が同じ。

など、限られた方であれば、まだいいとは思いますが、それ以外の方はやはり専門家の指導の下で補聴器を使用されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聴覚障害の方に便利なアプリ

最近はスマホが普及しているので、聴覚障害の方に便利なアプリがいろいろあります。

その中で、店主が個人的に便利だと思ったアプリがあります。

それは、

こえとら

です。

 

まず、「こえとら」とは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の研究開発成果である音声認識技術や音声合成技術を活用することにより、聴障者と健聴者とのスムーズなコミュニケーションを支援するスマートフォンアプリです。

 

分かりやすい動画もあります。

 

 

 

その特徴としては、

・音声で入力できます。

キーボードを押さないので便利です。また、手話のできない方とのコミュニケーションも簡単に出来ます。ホワイトボードなどで筆談していた方には便利な機能です。

・文章を音声で伝える。

目の不自由な方とのコミュニケーションが円滑に出来ます。また、相手がいちいち文章を読まなくて済むので会話がスムーズになります。

・操作が簡単です。

スマホに慣れていない人にも使いやすいです。また、地図や図形を伝えることも出来ます。

・定型文の登録と利用が出来ます。

よく使う文を定型文として登録しておけば、すばやく呼び出して使うことができます。

・絵文字で感情を伝えることも出来ます。

・複数の端末を繋いで使用することが出来ます。

複数台の端末をお互い接続し合うことで各端末で会話ができます。

 

が挙げられます。

 

また、筆談と音声認識の機能に特化した「SpeechCanvas」もあります。

使い方の動画は以下の通りです。

 

以上のように便利なアプリの活用で便利な社会になるといいですね。

 

高度・重度難聴の補聴器調整

一般的に高度・重度難聴の方の補聴器の調整は難しいと言われています。

それは、なぜでしょうか?

 

こんな原因が考えられます。

 

・高い利得を必要とするので、ハウリングが起こりやすい。

当然のことですが、利得を上げれば上げるほどハウリングは起こりやすくなります。特にハウリングが起こりやすい高音域の利得が上げられないことがあります。

・語音弁別能が低い場合が多い。

語音弁別能が低いと補聴器では効果が出ない場合もあります。

・ダイナミックレンジが狭い場合が多い。

利得を上げると響きやすく、また利得を下げると聞き取りにくい傾向にあります。

・周りが騒がしいと会話の聞き取りが困難になりやすい。

高度・重度難聴レベルになると、騒がしい場所での聞き取りが苦手になります。

 

以上のことを踏まえて、具体的にどのような調整が有効になるのでしょうか。

 

いろいろな視点はあるとは思いますが、以下の方法が有効ではないかと思います。

 

・両耳装用

片耳で補聴器を装用しているのなら、両耳での使用が好ましいです。

・リニア増幅

最近のデジタル補聴器は殆どがノンリニア増幅を採用していますが、リニア増幅の方が合う場合があります。

・ワイヤレス機器の活用

ワイヤレスで電話音声やテレビ音声を聞くことで効果がある場合があります。ワイヤレスマイクの活用も有効です。

・人工内耳

場合により人工内耳も選択肢の一つになります。

 

 

フォナックから廉価版の新製品が登場

いよいよ明日からフォナックの新製品「ヴィータス+」が発売となります。

廉価版なので目新しい機能はありません!

しかし、価格はかなりコスパが高いです。

まずは、こんな価格です。

耳あな型 片耳128,000円

 

ヴィータス 耳あな型

 

 

耳かけ型 片耳118,000円

 

ヴィータス 耳かけ型

 

ヴィータス RIC

 

「ヴィータス+」は廉価版ではありますが、フォナックで最も新しいプラットフォームに対応していますので、基本性能は優れています。また、美しく聞き取りやすい音色になっています。

加えて、周囲の音環境を分析し、自動的に指向性を切り替える「エブリデイオートマチック」や聞きづらい高音域の音を聞き取りやすくする「サウンドリカバー」などの機能は標準装備されています。

また、IP68の防水・防塵性能も搭載しています。(ITE-312/13は除く)

 

とにかく価格にこだわる方にはお勧めの新製品ですね。

 

難聴になって困ることは?

難聴になるといろいろなことで困りますが、具体的には何に困るのか人それぞれです。

その人の難聴の程度や生活環境などで、困る内容は異なります。

最近、多かったお困りの内容を紹介したいと思います。

難聴で困ること

 

 

 

 

 

1.情報伝達の難しさ・誤解

難聴は、外からは分かりづらい障害のため、知らず知らずのうちに当事者を傷つけたり、誤解したりしやすいと言われています。

例えば、

「電車が止まった時のアナウンスが聞きとれなく、不安だ。」

「病院で呼ばれても気が付かなくて、困った。」

「電話でしか対応していない窓口など、他の人に電話してもらわなければならない。」

「タクシーを呼びたかったが、電話での対応が難しいのであきらめた。」

などの情報伝達の難しさで困るケースはかなり多いです。

また、

「話しかけたのに無視された!」と怒られたなどの誤解もあります。

 

2.困る場所

困る場所としては、職場・学校が一番多いです。続いて交通・娯楽・買物などとなります。

 

3.電話が出来ない・声で伝えきれない

「110番、119番の緊急ダイヤル」や「エレベーターの非常時通報ボタン」は命に係わる問題です。また、地震や土砂災害のとき、避難所で聞こえる人たちはアナウンスで配給などが分かる一方、難聴者の場合は、その情報を得ることができなかったという体験談も聞きます。

 

以上のように難聴になると健聴者では想像できない悩みがあります。

ですので、難聴はそのまま放置すべきではなく何らかの解決策(補聴器の装用など)を早めに考えたほうがいいかと思います。

 

 

 

補聴器のブランドと会社名

以前は補聴器のブランドと会社名が同じであるケースが多かったのですが、最近の傾向では補聴器のブランドと会社名が異なり、「一体どれが正しいのか?」とのお声が増えてきました。

そこで、今回は補聴器のブランドと会社名をまとめてみたいと思います。

但し、当店取り扱いのメーカー限定です。

 

1.ブランド:シーメンス・シグニア 、 会社名:シバントス株式会社

 

以前は「シーメンス」ブランドではありましたが、現在は徐々に「シグニア」ブランドになっています。また、本社が以前はドイツでしたが、現在はシンガポールです。会社名のシバントスはまだまだ消費者には浸透していないようです。

お客様から「シーメンス」の補聴器と言われれば、「シーメンス・シグニア」の補聴器となりますが、いずれは「シバントス」の補聴器となることでしょう。

 

2.ブランド:リサウンド 、 会社名:GNヒアリングジャパン株式会社

 

以前はブランド名と会社名が一致していましたが、現在は異なります。一般的には「リサウンド」の補聴器と言われます。

 

3.ブランド:フォナック 、 会社名:ソノヴァ・ジャパン株式会社

 

こちらも以前はブランド名と会社名が一致していましたが、現在は異なります。一般的には「フォナック」の補聴器と言われます。

 

以上のようにブランド名と会社名が異なるケースが多いので、混同しないように注意しましょう。