防水仕様耳あな型補聴器

最近の補聴器は防水タイプが増えてきましたが、その殆どは耳かけ型補聴器です。

当店取り扱いメーカーの中ではシーメンス・シグニア補聴器が耳あな型でも防水タイプがあります。

もちろん器種は限定されますが、オプションとして「アクアプロテクト」(¥6,000 一台につき)を付ければ汗・水・湿気に強いIP57対応の防水補聴器になります。

アクアプロテクト

 

 

 

 

 

対象器種はprimax 7px、5px、3pxシリーズのCIC、CIC312以外の器種になります。

仮にprimax 3pxシリーズで作成するとしたら、片耳代金270,000円にプラス6,000円の合計276,000円から作成できます。

水に濡れる場面がある方

埃の多い環境で使用する方

野外でのスポーツをする方

などには防水仕様の耳あな型補聴器をお勧めします。

 

 

 

 

完全防水の補聴器は出来ないのか?

時々お客様から

「完全防水の補聴器はないのか?」

「水泳の時でも使える補聴器はないの?」

などの防水に関する質問をいただきます。

現状、防水・防塵仕様の補聴器は存在しますが、完全防水ではありません。

 

よく、国際保護等級 IP68などの表示はありますが、その内容としては

「防塵試験装置に8時間入れた後や、水面から1mの水中に30分以上入れた後でも修理が必要なダメージが発生せず、水面下での使用が可能なこと」

を意味します。

 

それなら、水泳時でも使えるし、完全防水なのでは?と思う方もいらっしゃると思います。

 

しかし、ポイントはレシーバー部の仕様です。

通常補聴器のレシーバー部は防水仕様ではありません。国際保護等級の試験時はレシーバー部は塞いで検査していますの完全防水かのような結果になっています。

それと、防水・防塵性能を維持するには1年ごとのメンテナンスが必要不可欠です。

上記理由により補聴器は現状完全防水とは明言していません。

 

ところで、音楽プレーヤーには完全防水仕様があるそうです。

音楽プレイヤー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水泳時の使用もできるという、完全防水仕様のMP3プレーヤー「ヘッドフォン一体型 完全防水MP3プレーヤー8GB」です。販売価格はなんと5980円です。

 

やる気になれば、補聴器メーカーでも同じような完全防水仕様は出来るとは思うのですが、需要が少なく採算面の問題があるのかもしれませんね。

防水補聴器は年に1度はメンテナンスが必要です

本日3月3日は「耳の日」です。

大阪補聴器センターは年中「耳の日」「補聴器の日」ですので、特に3月3日だから何かをする訳ではありません。

しかし、現在「防水補聴器」をご使用のユーザー様やこれから防水補聴器を使いたい方に大切なポイントをお伝えしたいと思います。

まず、言えるのは「防水補聴器」は完全防水ではありません。プールで装用して泳ぐイメージの写真もありましたが、もちろんプールで装用して泳ぐことはお勧めしません。レシーバ部分は防水ではありませんので、その部分は水には弱いのです。ですので、生活防水程度とお考え下さい。

また、防水性能を維持するには、年に1度の防水パーツの交換が必要です。メンテナンスをしなければ、防水機能が不十分となり、故障の原因となります。

ちなみに、当店取扱メーカーのメンテナンス費用は以下の通りです。

シーメンス(シバントス)

1回9,900円(保障期間中は2回までは無料)

フォナック

1回5,000円(保障期間内は無料)

仮に5年間防水補聴器を使用した場合、シーメンスなら29,700円、フォナックなら15,000円のメンテナンス料がかかります。

最近の補聴器は、防水・防塵機能が標準装備されている機種が増えていますが、長く使用するにはメンテナンスは必要です。理想は毎年のメンテナンスですが、保障期間が切れますとメンテナンス料に加えて修理技術料や痛んだ部品の代金等も発生してきますでの修理か買換えかは補聴器専門家に相談することをお勧めします。

耳あな型補聴器にも防水タイプがあります

最近の耳かけ型補聴器は防水タイプが増えてきていますが、オーダーメイドの耳あな型補聴器の場合は基本的に防水ではありません。

ですから、水や汗による故障のリスクは高くなります。

ですが、シーメンス補聴器の耳あな型補聴器でしたら、オプションにはなりますが「アクアプロテクト」(1台につき6,000円)を適用すれば防水補聴器になります。

「アクアプロテクト」を適用するには以下の条件が必要です。

・CIC、CIC312は対象外です。

・Insio、Nitroの2シリーズが対象です。

また、イヤホン音口は防水ではありませんので、完全防水ではありません。

汗・水・湿気に強い保護等級IP57に適合していますが、IP57とは何?とのお声もありますので、補足します。

IP57とはJIS C 0920:2003、IEC60529:2001が定める防水・防じんに関する保護等級IPにおいて、
・防じん性能 5等級
試験条件:細かい粉じん(75μm以下)が浮遊する空間に8時間入れる
保護内容:所定の動作と安全性を阻害する粉じんが内部に侵入しない
・防水性能 7等級
試験内容:水深1mに30分間水没させる
保護内容:一定時間、水に沈めた場合、水からの有害な影響を受けない

に適合していることです。

水や埃の多い場所で補聴器を使用する方やスポーツなどで汗水でよく補聴器が故障する方などにはお勧めのオプションですので、ぜひ耳あな型補聴器を作成する際にはご利用下さい。

 

 

防水補聴器はこんな方にお勧めです

とにかく汗かきな方

とにかく外でアクティブに活動するのが好きな方

農作業や漁業など外で水を浴びてしまうことがある方

温泉に補聴器を着けたまま入りたい方

プールや海岸によく行く方

などには防水補聴器がお勧めです。

毎年のように水や汗で補聴器が故障する方がいますが、補聴器の保障期間が終了すると修理の度に3~5万円程度の修理代が必要になるとかなりの負担になりますし補聴器の寿命が短くなります。

大阪補聴器センターの取扱メーカーでのお勧めの防水補聴器は以下の機種になります。

シーメンス アクアリス(Aquaris)シリーズ

国際保護等級IP68を取得しています。価格は片耳24万円からですが、年に1度の防水パーツ交換に1回9,900円の費用は必要です。(保証期間中は2回まで無料)完全密閉構造なので、プログラム・ボリュームボタンは付いていませんので、自分で調整をするにはリモコンが別途必要になります。

フォナック ボレロ M13 シリーズ

国際保護等級IP67を取得しています。価格は片耳138,000円からですが、年に1度のメンテナンス費用は5,000円となります。(保障期間内は無償)プログラム切り替えボタンは付いていますので自分での調整は可能です。個人的にはこちらを推奨します。

ジーエヌリサウンド 耳あな型

防水補聴器ではありませんが、耳あな部分は水に濡れるリスクが少ないのと汗をあまりかかない部分なので通常耳あな型の防水補聴器はありません。ジーエヌリサウンドの耳あな型補聴器は汗や湿気に強いナノテックコーティングが施されているので故障のリスクが少ないです。