ご家族様が聞こえに困っている本人様に「そろそろ補聴器を使ったら?」と装用を勧めるケースが多いのですが、なかには本人様から「まだそんな年ではない!」「カッコ悪い!」など反発されて逆に使わないと意固地になってしまうケースもよくあります。
ですが、難聴を放置したままにしておくと様々なリスクがあります。
では、どのような言葉が本人様に響くのでしょうか?
それぞれの事情や性格などが異なりますので、一概にこう言えばいいという回答はありませんが例を挙げますとこんな感じでしょうか。
- 「補聴器は、聴覚の一部を取り戻す手段です。新たな音の世界が広がり、生活の質を向上させることができます。」
- 「補聴器を使用することで、日常生活や社交活動がより豊かになります。会話や音楽、周囲の環境音など、本来の音の美しさを再び感じられるようになるでしょう。」
- 「補聴器は、コミュニケーションの品質を向上させ、自信を取り戻すのに役立ちます。職場や家庭での意思疎通が円滑になり、より充実した人間関係を築くことができます。」
- 「補聴器の進化により、デザインや機能も多様化しています。自然な音質や快適な装着感を提供する補聴器が多くありますので、あなたのライフスタイルに合った選択肢があります。」
- 「補聴器の使用は、自身の健康と幸福を考える重要な一歩です。聴覚をサポートすることで、認知機能の向上や脳の活性化にもつながります。将来の健康を見据える視点からも検討してみてください。」
これらの言葉は、補聴器の使用によるメリットやポジティブな側面を強調し、希望や興味を抱かせることを目的としています。
ただし、個々の状況や感情によって受け取り方は異なるため、相手の意見や感じ方を尊重しながら、適切なタイミングで話し合うことが大切です。