補聴器を購入する際に気になるのは値段(価格)です。
ネットでも「補聴器 値段」「補聴器 価格」などで検索する方も多いことでしょう。
では、一体どれくらいの値段が相場なのでしょうか。
まず、日本補聴器工業会の調査では、以下の価格区分の数字が出ています。
大まかには10~20万円が41%、20~30万円が31%で10~30万円で72%を占めています。
ですので、日本では1台当たり10~30万円が補聴器の値段の相場と言えます。
ですが、補聴器には様々な販売店がありますが、補聴器専門店の場合で解説します。
まず、補聴器の値段は、1台あたり約15万円~30万円が平均です。
2022年の日本補聴器工業会の調査によると、最も購入者が多い価格帯は20万円前後です。
通常補聴器は両耳で使用されるのを前提とすると両耳で約30万円から60万円が値段の相場になります。
また、補聴器の値段は、形状や機能、性能によって大きく異なります。
一般的に補聴器は、より小型で目立ちにくいもの、周りの環境に合わせて音質や音量を自動調節する高性能のもの、空気電池ではなく充電式など、搭載される機能が多く性能が高いものほど値段が高くなります。
形状による平均価格
- 耳あな型:20万円~30万円
- 耳かけ型:10万円~20万円
- ポケット型:5万円~10万円
機能による平均価格
- 雑音抑制機能:10万円~
- 無線機能:20万円~
- 自動調整機能:30万円~
性能による平均価格
- 高出力タイプ:20万円~
- 多機能タイプ:30万円~
ですが、本当に自分に合う補聴器が分からない方が殆どかと思います。
補聴器専門店では、音のきこえについてのカウンセリングと聴力測定をして、聴力データや年齢、予算、使用環境などから専門スタッフが補聴器を選定します。実際に補聴器のフィッティングを行い、微調整をして試聴もします。試聴結果や操作性、形状などから自分に合った補聴器を決定します。
ですので、まずはご相談から第一歩をお始め下さい。