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大阪補聴器センター吹田店 店主 玉腰のブログです。

補聴器や聞こえの最新情報や役に立つコラムなどを提供しています。

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Android対応スマート補聴器登場

先日「リサウンド・リンクス クアトロ」の耳あな型補聴器がAndroidスマホに直接つながる記事を掲載しましたが、新たな情報として以下の内容をお知らせします。

まず、

GN ヒアリングは、Google 社と共同開発を行い、「Bluetooth Smart」という新技術を採用することにより、これまで の伝統的なBluetooth(クラシックBluetooth)と比較して消費電力を最小限に抑えながら、通信速度はより早くす
ることを可能にしました。

この新技術の実現により、ユーザーは自分のAndroid 端末から自分の補聴器に直接オーディオをストリーミングするために、 中継器を使用する必要がなくなります。(今までは、携帯ユナイトⅡがこの中継器に該当します。)

但し、現時点では対応しているスマホは限定されていて、Android10 以降を搭載したGoogle Pixel 3、 Pixel 3 XL、 Pixel 3a、 Pixel 3a XLのみとなります。

いずれにしても、これから対応スマホは増えてきますし、リサウンド・リンクス クアトロなら全てのスマホが対応してきそうですね。

リサウンド・リンクス クアトロに耳あな型が登場

現在好評をいただいているリサウンド・リンクス クアトロシリーズに2019年8月29日から耳あな型補聴器が発売されます。

勿論、超快適耳あな型のリサウンド・ダブルエア クアトロも同時発売されます。

今回の「リサウンド・リンクス クアトロ 耳あな型」の特徴は以下の通りです。

1.CICにもワイヤレス機能が搭載

今までですと、CICタイプにするとワイヤレス機能が無く、ダイレクトストリーミングも出来ないのが常識でした。確かに、CICタイプは小型なのでスペースや技術の問題はありました。

ちなみに、CICタイプはこのような形状です。

今回のCICにもワイヤレスの機能は、現時点ではメーカー説明では世界初とのことです。

見えない補聴器でスマホとのダイレクト接続は魅力的ですね。

2.Androidスマホにも直接つながる

従来ですと、リサウンド補聴器の場合はiPhoneのみがダイレクトストリーミング出来ましたが、今回は遂にAndroidスマホもダイレクトストリーミング出来ます!

気になる価格ですが、以下の通りです。

9クラス 片耳 520,000円 両耳 936,000円

7クラス 片耳 340,000円 両耳 612,000円

5クラス 片耳 230,000円 両耳 414,000円

となります。

今まで、

CICタイプ希望だが、ワイヤレス機能も欲しい。

スマホがAndroidなので、ダイレクトストリーミング出来できる補聴器が欲しい。

と、お考えの方にはお勧めですね。

なぜ補聴器は両耳装用なのか

初めて補聴器の装用を検討する際に、よく両耳での使用を補聴器販売店で推奨されます。

「単に1台より2台のほうが、お店が儲かるからそう言っているのでは?」

と思う方も居るかとは思いますが、以下の理由があるので推奨しています。

まずは、方向感です。

片耳に音が入るだけでは、音の方向感・距離感はつかめません。何処から話しかけているのか捉えるにはやはり両耳が必要です。

次に、安全性です。

方向感にも関連していることですが、後ろから車や自転車が近づいてきてもどちら側か分からないと危険なことがあります。

また、騒がしい場所での会話の聞き取りはやはり両耳での聞き取りが必要です。

騒がしさが増すほど、両耳装用での満足度に差が出てきます。

加えて、両耳に装用することで、補聴器の音量を下げて使用できますので、疲れにくくなります。

気になるポイントとしては、仮に両耳の言葉の聞き取り能力が同じ方が片耳装用で補聴器を使用し続けた場合、補聴器をつけていない耳の言葉の聞き取り能力が次第に衰えていく場合があります。(以下のグラフ参照)

勿論、聴力の内容や予算面の問題で、片耳での補聴器装用になることはありますが、出来るだけ両耳での補聴器装用をお勧めします。

既に認知症ですが、補聴器は使えますか?

最近の傾向として、既に認知症になった方への補聴器についてのお問い合わせが増えています。

勿論、認知症の程度や聴力の内容によって適合するしないはあります。

まず言えるのは、国立長寿医療研究センターで行われた「認知機能障害のある難聴高齢者に対する補聴器適合」によると、補聴器の装用により「会話や笑顔が増えた」「テレビに相槌をうちながら見るようになった」「カラオケを歌うようになった」「(怒鳴り声で話さなくてすむので)喧嘩が減った」「(昼間うとうとすることが減ったために)夜間不穏が減った」「耳鳴・幻聴が減った」など効果が報告されています。

しかし、認知症の方が補聴器を毎日安定して使用するためには、家族による着脱補助や電池の確認といったサポートの必要性があります。

電池の確認に関しましては、最近は充電式補聴器を使用することで装用途中での電池切れは防ぐことが出来ますし、空気電池を早めに交換することで防ぐことも出来ます。

脱着につきましては、家族や施設の職員によるサポートはやはり必要です。

また、メンテナンス面では耳あな型補聴器よりは耳かけ型補聴器をお勧めします。

いずれにしましても、まずは個別に相談されることをお勧めします。

聴こえでお困りの方に補聴器を勧める場合には

お盆の時期など、久しぶりにご両親に会われて聞こえが悪くなったかな?と思われることがあるかと思います。

しかし、そこでいきなり、

「聞こえてないから、補聴器をつけたら?」

と面と向かって言うと、大概、

「聞こえているから、大丈夫だ!」

「大きなお世話だ!」

と怒られて、反発されることが多いです。

多くの人々が、聴力が以前ほど良くないという事実を素直に受け入れるのに苦労します。

難聴は恥ずかしいように思えるかもしれませんし、老化や衰弱の徴候と思っているかもしれません。

また、今まで生活出来ていた自信もあるかと思います。

しかし、聞こえにくい状態を続けると、人間関係、健康、生活の質に悪影響を及ぼすことがあります。

難聴への対処が遅れれば遅れるほど、問題は大きくなる可能性があります。
難聴の人の手助けをするのは難しいかもしれませんが、より良い聞き取りの改善で、もっと楽しい社会生活が送れることを示すことが必要となるでしょう。

ですので、「いきなり補聴器をつけて!」

よりは、まず、

・気にかけていることを伝える。

・「補聴器」について調べ、補聴器の小ささや有効性を見せる。

・難聴に対処することは大きな効果があることを気付かせる。

・難聴について理解を示し、そしてあきらめない。

などまずされてはいかがでしょうか。