よく「補聴器の一般的な値段はいくらですか?」とのお問い合わせをいただきます。
補聴器の購入を検討しはじめたとき、気になるのはまず値段ではないでしょうか。
実は、補聴器と言っても、搭載されている機能やテクノロジーなどはさまざまです。どのような補聴器を選ぶかによって、値段も大きく違ってきます。
補聴器の値段
補聴器の値段は、様々な要素によって異なります。値段が高いほど、音質や性能が向上し、より快適で効果的な聞こえを提供するための高度な機能が搭載される傾向にあります。
値段に影響する要素
- 機能: 雑音低減機能や方向性マイクなど、搭載されている機能が多いほど値段が高くなります。
- 形状: 耳かけ型、耳あな型など、形状によっても値段が異なります。
- 調整の細かさ: 聴力に合わせて細かく調整できるほど、値段が高くなる傾向があります。
- ブランド: メーカーやブランドによっても値段に差があります。
- 購入場所: 専門店、眼鏡店、量販店など、購入場所によっても値段が異なります。
ですが、具体的な補聴器の選択には、聴力の状態、個人のニーズ、求める技術のレベルなどが影響を与えることをまず覚えておいてください。
補聴器の平均的な値段
参考までに平均的な補聴器の値段は一般社団法人日本補聴器工業会が2022年に調査したデータによると、補聴器購入者の1台あたりの相場は10〜30万円です。
内訳は、10万円以上20万円未満が最も多く41%。次いで20万円以上30万円未満が31%でした。
ですので、補聴器の両耳での平均的な値段は20〜60万円となります。
補聴器の値段の違い
あくまで一般的な目安でありますが、一般的に、値段の高い補聴器ほど高機能・高性能になります。
ですから操作が全自動で雑音が少なく、細かく微調整ができ、会話が聞きやすくなるほど補聴器は値段が高くなります。
つまり、安くて高性能の補聴器はありません。
安い補聴器は、機能がシンプルだったり、調整の自由度が低かったりすることがあります。
一方、高い補聴器は、様々な環境で快適に使える高度な機能や、きめ細やかな調整が可能です。
大阪補聴器センターでは、ご使用する方の要望や耳の状況、聴力データー等に基づき、最適と思われる補聴器をご提案しています。
購入されるお客様の多くが片耳15~20万円程度の補聴器を購入されています。
両耳装用の場合は、両耳で30~40万円程度の方が多いです。
安い補聴器でも十分な効果が得られる場合もありますが、より快適な生活を送りたい場合は、高機能な補聴器を選ぶことも検討しましょう。
詳しくは大阪補聴器センター吹田店サイトを参照ください。