補聴器でハンズフリー通話をするには

補聴器をワイヤレスイヤホンとして利用すれば、スマホを手にしなくても簡単に電話に出たり話したり出来ます。

また、補聴器を両耳で装用している場合ですと両耳で電話の音声が聞こえますから、会話が聞こえやすい上に騒がしい場所でも電話の声が聞き取りやすくなります。

では、どのようにして電話に出るのでしょうか?

補聴器のボタンを押すだけで電話に出られます。

リサウンド補聴器の場合ですと、以下の動画が分かりやすいですね。

また、iPhoneやiPadのFaceTimeを使って、顔をみながら通話すれば、両耳に直接ストリーミングされる音声と視覚的な情報を組み合わせることで、広範囲な難聴の度合いに対応し、会話理解度が70%以上向上すると言われています。

勿論、大前提としてハンズフリー通話機能のある補聴器は必要です。各メーカーでスマホがiPhoneですと各種用意されていますが、Androidスマホの場合はフォナック補聴器をおすすめします。

補聴器の紛失保証について

補聴器を購入する際に気になるのは「紛失」という方も多いかと思います。

確かに小さな器械なので、外出時にうっかり置き忘れたり、落としたりする場合もあります。

高額な商品なので、紛失するとかなりダメージを受けます。

しかしながら、各メーカーは紛失保証がある補聴器を用意しています。但し、金額的には高価な補聴器が対象になります。

大阪補聴器センター取扱メーカーではリサウンド補聴器が一番紛失保証については充実しています。

リサウンド補聴器

補聴器本体の紛失の場合、既定の回数に限り無償で同等品交換してくれます。補聴器のクラスにもよりますが、2年又は1年保証となります。

次にシグニア補聴器ですが、リサウンド補聴器同様の保証はありますが補聴器が上位クラスに限定されます。

フォナック補聴器につきましては、上位クラス限定ですが同等機種を割引価格で購入出来ます。

以上のことから、紛失がとにかく心配な方はリサウンド補聴器をおすすめします。

AI(人工知能)が補聴器を調整できる時代になりました

通常補聴器の調整は補聴器販売店で対面で行います。

お客様の要望に応じて補聴器販売員が調整をするのですが、自分自身である程度調整してみたいとの要望もあります。

特に若い世代の補聴器ユーザーに提案するのはシグニア補聴器のアプリの中にある「シグニアアシスタント」の利用です。

まずイメージ動画です。

まず必要なのはシグニア補聴器のBluetooth機能を搭載したシグニア エーエックス又はシグニア エクスペリエンスシリーズの補聴器です。

また、シグニア補聴器とシグニアアプリをペアリングします。

これだけで利用できます。

シグニアアシスタントでは以下のことができます。

  • ユーザーが自分で補聴器をコントロールできると感じられ、年中無休でサポートが得られるとの安心感を得られます
  • 補聴器ユーザーのニーズに一層正確に対応することで、顧客満足度を高めます
  • ユーザーの使用環境や好みを理解できるので、アフターフォロー対応の質を高めます
  • 顧客が自身の聞こえをパーソナライズする方法を把握できるため、簡単に微調整が行えます
  • ユーザーが自身で調節できることにより、訪問回数を適正化することができます

シグニアアシスタントは進化し続けるシステムです。

高度な機械学習アルゴリズムに基づいたシグニアアシスタントは、世界中の補聴器ユーザーが使用するたびに、その結果を学習し、サポート能力を高めていきます。

また、個々のユーザーの好みを学習し、一人ひとりに最適なソリューションを生み出します。

補聴器の調整のイメージが変わってきましたね。

目立たない補聴器おすすめはどれですか?

補聴器の装用を検討する際によくあるのが、

「目立つと嫌!」

「見えない補聴器がいい!」

など、性能より形状にこだわる意見です。

確かに良く聞こえるのは大事ですが、形状で抵抗を感じる人が多いのは事実です。

では、目立たない補聴器はどれがいいのでしょうか?

耳あな型と耳かけ型に分けて紹介します。

まず、耳あな型ですがシグニア補聴器のシルク(Silk X)をおすすめします。

形はこのような形です。

既製品なのでその場で試せますし、優しい着け心地です。価格は1台13万円から(両耳26万円から)になります。

装用イメージはこんな感じになります。

耳穴をじっと見ないと分からないくらい目立ちません!正に見えない補聴器です。

但し、高度難聴以上の方や細かい操作が苦手な方にはおすすめしません。

目立たない補聴器としてはオーダーメイドのIICタイプもありますので、そちらもおすすめです。

次に、耳かけ型ですが、RIC型の耳かけ型補聴器をおすすめします。

形状はこんな感じです。

耳かけ型補聴器の本体は耳の後ろにかけるので目立つイメージがあると思いますが、装用イメージはこんな感じです。
男性でもほとんど装用しているのが分からないくらい目立ちませんね。

価格は最新機種で1台16万円(両耳32万円)からとなります。

今までの補聴器のイメージは変わりましたでしょうか?

見えない補聴器・目立たない補聴器なら抵抗なくお使いいただけると思います。

フォナック オーデオ ルミティの価格と特長

2022年11月9日にフォナック補聴器が発売する「フォナック オーデオ ルミティ」ですが、このような形です。

充電器は磁気で補聴器を保持する設計になりましたので、従来より使いやすくなっています。

では、従来のパラダイスシリーズから何が新しいのでしょうか。

大きく2つの機能が追加されました。

1.スピーチセンサー

簡単に言えば、側方や後方からの会話をより聞き取りやすくする機能です。スピーチセンサーによって話している人の声がどの方向からきているか検出してマイクの指向性を自動で調整してくれます。

2.ステレオズーム 2.0

簡単に言えば、目の前の相手との会話により集中できる機能です。ステレオズーム2.0によって騒音化での対面での会話がよりスムーズになります。

どちらの新機能も周囲の音環境を補聴器が分析して、音声認識機能を自動的に調整してくれるのが特長です。

気になる価格は以下の通りです。(両耳ですとおおよそ2倍です)

賑やかな環境で会話を楽しみたい方にはおすすめです。

高度難聴で見えない補聴器をご希望の方へ

補聴器に対する要望でよくあるのが「見えない」ことです。

特に若い男性からの要望で多いのですが、難聴の程度によってはご希望に添えない場合もありました。

しかし、2022年10月17日に発売の「リサウンド・ワン」超小型耳あな型補聴器でしたら、高度難聴まで対応しています。

とにかく小ささとシンプルさにこだわった耳あな型補聴器です。

価格も以下の通りで1台170,000円からとなります。

リサウンド・ワン超小型耳あな型補聴器のカタログはこちらです。➡ 超小型耳あな型補聴器カタログ

リサウンド・オムニア マリーの特長

2022年10月17日にGNヒアリングジャパン株式会社から発売された「リサウンド・オムニア マリー」「リサウンド・オムニア」は従来のリサウンド補聴器とは以下の点で新しくなりました。

1.フロントフォーカス

騒がしい所での会話が聞き取りやすくなる新機能です。

目の前にいる対話相手への解像度を上げることで、騒音がある中でも会話が聞き取りやすくなりました。

2.360オールアラウンド

頭部の陰になる部分も聞き取りを改善しました。

会話中も周囲の音を聞き逃しません。

3.ハンズフリー通話

iPhone・iPad 対応のハンズフリー通話が全クラスでできるようになりました。

また、「リサウンド・オムニア マリー」と「リサウンド・オムニア」の大きな違いは、3つ目のマイクが有るか無いかです。

気になる価格は以下の通りです。

カタログはこちらです。➡ リサウンド・オムニアカタログ

リサウンド・ワン 耳あな型充電式オーダーメイド補聴器

2022年10月17日にGNヒアリングジャパン株式会社が発売した「リサウンド・ワン」耳あな型充電式オーダーメイド補聴器の特徴は以下の通りです。

まずは、オシャレなデザインです。

着けているとオシャレなイヤホンに見えます。

補聴器らしくないかっこいいデザインです。

また、プログラム変更やハンズフリー通話で使用するプログラムボタンは大きく押しやすい形状です。

充電式なので、フェイスプレートがすっきりしていますし、電池蓋が無いので防水面でも優れています。

加えて、充電器も補聴器トレイがオーダーメイドなので、収納しやすいのも便利です。

気になるお値段ですが、以下の通りです。

充電式耳あな型補聴器が1台21.3万円(充電器3.3万円を含む)から買えるのは魅力的だと思います。

画像ではダークグレーの色ですが、従来の肌色に近いライトの色での作成も出来ます。

耳あな型補聴器も本格的に充電式の時代になってきました。便利でカッコいい補聴器をご希望の方におすすめです。

カタログはこちらです。➡ 耳あな型充電式補聴器

世界初の完全防水充電式補聴器 フォナック オーデオ ライフ

2022年7月20日にフォナック補聴器から発売の「フォナック オーデオ ライフ」は世界初の完全防水充電式補聴器です。

従来の補聴器ですと、国際保護等級IP68の生活防水の補聴器はありましたが、新たに塩水・プール水・汗によるテストをクリアした完全防水充電式補聴器が登場しました!

今までは、プール・温泉・海水浴・雨の日・スポーツなどで水や汗を心配して補聴器を外していた方や故障を心配して使えなかった方には朗報ですね。

気になる価格は以下の通りです。

注意 : 完全防水ではありますが、水中での使用はお控えください。水中用補聴器ではありません。

充電式補聴器の価格はいくらからですか?

補聴器には電池が必要ですが、最近では空気電池ではなく充電して使用する充電式補聴器が人気です。

面倒な空気電池の交換・購入がなく、電源の入り切りも充電器から取り出せば電源が入り、充電器に収納すれば自動で電源が切れてとても簡単に使えます。

しかし、価格面では従来の空気電池を使用する補聴器に比べ割高となります。充電器や特殊な充電池を使用するのでその分割高になることは仕方のないことかもしれません。

例えば、当店取扱メーカーの充電式補聴器の場合、

シグニア補聴器 1台164,000円から

フォナック補聴器 1台170,106円から

となります。

ですが、リサウンド補聴器の場合ですと、1台117,600円からとなります。

金額面で充電式補聴器が難しかった方には朗報ですね。

ちなみにその充電式補聴器はリサウンド・キーシリーズのKE361-DRWCです。

両耳でも217,600円とかなり手頃な価格になります。