福祉補聴器はなぜ満足度が低いのか

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所謂「福祉補聴器」(障害者総合支援法対応補聴器)を使用されている方の満足度は一般的に低くなりがちです。

今回はなぜ福祉補聴器使用者の満足度は低くなるのかを3つのポイントでまとめたいと思います。

1.聴力自体の問題

障害者総合支援法での身体障害者障害程度等級に該当するのは、高度または重度難聴の方になります。したがって聴力自体が厳しい内容になりますので、補聴器の満足度は当然低くなります。

本人様やご家族様が「補聴器を使えば普通に聞こえる」と思い込んでいる場合も多いので期待値からは当然低い評価になります。

また、語音明瞭度が低いことで聴覚障害を認めてもらった方もいるので、その場合は言葉が半分程度しか理解できない場合もあります。

2.片耳装用の問題

通常障害者総合支援法で支給される補聴器は1台のみになります。ですので、片耳での装用になりますから当然両耳装用と比較して満足度は低くなります。特に騒がしい場面や複数での会話は難しくなります。

3.補聴器自体の問題

障害者総合支援法対応補聴器は、当然ですが低価格の補聴器になります。ですので、静かな場面で対面で話すならいいのですが、それ以外の場合は満足度は低くなります。補聴器の性能が限定されているので、大きな期待はできません。

以上のことから、障害者総合支援法を利用して補聴器を購入したい方で、少しでも満足度を高めたい方にお勧めの対応を申し上げますと以下の通りになります。

1.自腹でもう1台購入する

両耳装用可能な聴力でしたら、1台は障害者総合支援法対応補聴器を使用し、もう1台は全額自己負担になるのですが自腹購入すれば両耳での使用が可能です。

2.差額負担でいい補聴器を購入する

市町村で差額負担での購入が認められている場合でしたら、差額を自己負担することで高性能の補聴器を使用することもできます。

いずれにしても理想は両耳に高性能の補聴器を使用すれば満足度は高くなりますが、当然ですが費用負担が増えます。

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