新しい生活様式は難聴者にとって困った生活様式です

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2020年5月4日に専門家会議の提言で、新たな新型コロナウイルス感染者の数が限定的となった地域では再び感染が拡大しないよう長丁場に備えて「新しい生活様式」に切り替える必要があるとして具体的な実践例が示されました。

しかし、この新しい生活様式は難聴の方にとっては、困った生活様式です。

まずは身体的距離の確保ですが、

2m離れての会話は、難聴の方にとっては聞き取りにくい距離です。聞こえやすくなるように近づくことは感染のリスクが高くなるので出来ません。補聴器をご使用の方にとっても聞き取りにくい距離ですので、相手にワイヤレスマイク等を装用してもらっての会話も一手段として推奨します。

詳しくは当店ブログ記事「ソーシャル・ディスタンスと難聴(補聴器)」をご参照下さい。

真正面を避けた会話も困ります。相手の口元が見えませんし、一側性難聴の方ですと聞こえない側から話しかけられて全然聞き取れない場合もあります。一側性難聴の方でしたら、CROS補聴システムを検討するのもいいでしょう。

マスクの着用も聞き取りの面では困ったことです。口元が見えない上に言葉の明瞭度も低下しますから、難聴の方にとってマスク着用が当然の社会はかなり困ったことになります。また、耳かけ型補聴器をご使用の方には、補聴器がマスクの邪魔になることや、補聴器の落下のリスクが高くなることが問題となります。

これに関しましては当店ブログ「マスクと補聴器」をご参照下さい。

また、仕事をされている方ですと、テレワークやオンライン会議なども難聴の方にとって厳しい仕事スタイルです。

テレワークの際に、相手の声がどうやっても聞き取りにくい場合があります。一人での使用であれば何とかなりますが、複数で会議状態でオンライン会議など行う際には本当に困ります。

現在補聴器をご使用の方でしたら、フォナック補聴器のロジャーを使用することで改善する場合もありますので、詳しくはフォナック補聴器のサイト「新型ウイルスに負けるな!ロジャーを使って快適リモートワーク!【集団補聴編】」記事を参照ください。

いずれにしても、新しい生活様式は当面続ける必要がありますので、早めに新しい生活様式に対応できるよう心がける必要はあります。

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