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大阪補聴器センター吹田店 店主 玉腰のブログです。

補聴器や聞こえの最新情報や役に立つコラムなどを提供しています。

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補聴器はすぐに聞こえるようになるの?

「補聴器はすぐに聞こえるようになるの?」

よくある質問です。

特に初めて補聴器を試す時に、ご家族の方から、

「補聴器つけても、早口が分からないの?」

「テレビの内容は分かるの?」

など、健聴の方と同じレベルのことが出来ないと、

「補聴器はつけても聞こえてない!」

と思われてしまうこともあります。

結論から言えば、「補聴器はつけて直ぐになんでも聞こえるようになるわけではありません。

徐々に低下した聴力に対して、補聴器を使うことで健聴のレベルに戻るわけではないからです。

早口はその話すスピードについていくのはなかなか難しいですし、テレビも若い人と同じようには視聴は出来ません。

その辺の理解が不十分ですと、

「補聴器はつけても聞こえない!」

と思い込まれてしまいます。

そこで、ご家族の方に配慮いただきたい内容は以下の通りです。

周りの方へ

1.耳もとで大声で話すよりは、出来るだけ正面からゆっくり・はっきり話す。

2.聞き間違えしやすい言葉は、わかりやすい言葉に言い換える。

3.本人様が自信を無くすような言い方はしない。

などをご配慮いただければ、幸いです。

難聴を放置すると脳はどうなるのか

年齢とともに人間の聴力は低下してきますが、多くの方は

「年だから仕方ない!」

「自然なことだから、それで構わない!」

などと放置する傾向があります。

ですが、脳のことを考えると放置することは問題があります。

人間の脳は思考や行動など、人が生きていくうえで必要なことのすべてを判断しています。

脳は難聴が生じると、音から得る感覚が弱くなるため、何らかの形で失われた感覚を過度に補おうとします。

つまり、聴覚が衰えた分、触覚や視覚などをより鋭くしようと一所懸命働くのです。

しかし脳が余計に働いたことで、人間はいつも以上に疲れを感じたり、集中力が低下したりします。

また、ほとんどの場合、難聴は徐々に進行します。

そのため、特定の音が聞こえなくなったことに気付かず、自分は難聴だと自覚するタイミングが遅れてしまいます。

脳は音が聞こえにくくなっても、音の記憶をしばらく保っていますが、数年経った後はその音を忘れてしまいます。

そのような脳の問題に対して、補聴器は健全な脳の働きをサポートする役割もあります。

補聴器は音を聞くことだけでなく、脳内の聴覚神経を刺激してくれます。

すると脳は他の感覚を過度に鋭くする必要がなくなり、聴覚から得られる情報から思考を深めるという高次機能の働きを継続します。

以上のことから、難聴を放置して脳の変化が生じる前に対策をすることは肝要だと思います。

2019年10月1日 | カテゴリー : 未分類 | タグ : , | 投稿者 : 玉腰

Android対応スマート補聴器登場

先日「リサウンド・リンクス クアトロ」の耳あな型補聴器がAndroidスマホに直接つながる記事を掲載しましたが、新たな情報として以下の内容をお知らせします。

まず、

GN ヒアリングは、Google 社と共同開発を行い、「Bluetooth Smart」という新技術を採用することにより、これまで の伝統的なBluetooth(クラシックBluetooth)と比較して消費電力を最小限に抑えながら、通信速度はより早くす
ることを可能にしました。

この新技術の実現により、ユーザーは自分のAndroid 端末から自分の補聴器に直接オーディオをストリーミングするために、 中継器を使用する必要がなくなります。(今までは、携帯ユナイトⅡがこの中継器に該当します。)

但し、現時点では対応しているスマホは限定されていて、Android10 以降を搭載したGoogle Pixel 3、 Pixel 3 XL、 Pixel 3a、 Pixel 3a XLのみとなります。

いずれにしても、これから対応スマホは増えてきますし、リサウンド・リンクス クアトロなら全てのスマホが対応してきそうですね。

リサウンド・リンクス クアトロに耳あな型が登場

現在好評をいただいているリサウンド・リンクス クアトロシリーズに2019年8月29日から耳あな型補聴器が発売されます。

勿論、超快適耳あな型のリサウンド・ダブルエア クアトロも同時発売されます。

今回の「リサウンド・リンクス クアトロ 耳あな型」の特徴は以下の通りです。

1.CICにもワイヤレス機能が搭載

今までですと、CICタイプにするとワイヤレス機能が無く、ダイレクトストリーミングも出来ないのが常識でした。確かに、CICタイプは小型なのでスペースや技術の問題はありました。

ちなみに、CICタイプはこのような形状です。

今回のCICにもワイヤレスの機能は、現時点ではメーカー説明では世界初とのことです。

見えない補聴器でスマホとのダイレクト接続は魅力的ですね。

2.Androidスマホにも直接つながる

従来ですと、リサウンド補聴器の場合はiPhoneのみがダイレクトストリーミング出来ましたが、今回は遂にAndroidスマホもダイレクトストリーミング出来ます!

気になる価格ですが、以下の通りです。

9クラス 片耳 520,000円 両耳 936,000円

7クラス 片耳 340,000円 両耳 612,000円

5クラス 片耳 230,000円 両耳 414,000円

となります。

今まで、

CICタイプ希望だが、ワイヤレス機能も欲しい。

スマホがAndroidなので、ダイレクトストリーミング出来できる補聴器が欲しい。

と、お考えの方にはお勧めですね。

なぜ補聴器は両耳装用なのか

初めて補聴器の装用を検討する際に、よく両耳での使用を補聴器販売店で推奨されます。

「単に1台より2台のほうが、お店が儲かるからそう言っているのでは?」

と思う方も居るかとは思いますが、以下の理由があるので推奨しています。

まずは、方向感です。

片耳に音が入るだけでは、音の方向感・距離感はつかめません。何処から話しかけているのか捉えるにはやはり両耳が必要です。

次に、安全性です。

方向感にも関連していることですが、後ろから車や自転車が近づいてきてもどちら側か分からないと危険なことがあります。

また、騒がしい場所での会話の聞き取りはやはり両耳での聞き取りが必要です。

騒がしさが増すほど、両耳装用での満足度に差が出てきます。

加えて、両耳に装用することで、補聴器の音量を下げて使用できますので、疲れにくくなります。

気になるポイントとしては、仮に両耳の言葉の聞き取り能力が同じ方が片耳装用で補聴器を使用し続けた場合、補聴器をつけていない耳の言葉の聞き取り能力が次第に衰えていく場合があります。(以下のグラフ参照)

勿論、聴力の内容や予算面の問題で、片耳での補聴器装用になることはありますが、出来るだけ両耳での補聴器装用をお勧めします。