まだまだ新型コロナウイルス感染症の自粛生活が続いています。
しかし、いつかはこの自粛生活も終わります。
但し、このコロナ時代が終了するころには、人々の価値観や考え方が大きく変わることと思われます。
そこで、今回はアフターコロナ時代に補聴器はどうなるかを予測してみたいと思います。
1.訪問型の補聴器販売店のニーズが高まる。
まず予測されるのは、従来型の店舗にお客様が来ていただくスタイルの補聴器販売店よりも、お客様の所へ訪問する訪問型の補聴器販売店のニーズが高まることです。
確かに、外出自粛では補聴器の購入や調整の際に、「行けない」問題があります。
ですが、訪問型であれば自宅で全て対応できますし、感染のリスクもありません。
当店は訪問型に特化した補聴器専門店ですので、今回の新型コロナウイルス感染症時代でも、お客様のニーズにはお応え出来ます。
2.補聴器の遠隔調整が普及する。

これまでは、補聴器の調整をする際には店舗まで行って対応してもらうスタイルでしたが、外出自粛では調整に行けません。各メーカーで遠隔調整のシステムがありますが、今まで正直あまり活用されていませんでした。
オンラインでの調整はお店とお客様それぞれにメリットがありますので、これから普及していくことと思います。
3.耳あな型補聴器が人気となる

最近はRICタイプの補聴器が人気と言われていますが、マスクの装用を前提とすれば、使い勝手が悪くなります。
マスクを外す際に補聴器が落下する
マスクと補聴器と眼鏡と3つが耳の上にあるから、痛くなる
補聴器がマスクの邪魔になる
などのお声があります。
これは耳あな型補聴器にすれば解決できます。
4.補聴器用ワイヤレス機器が普及する

今まであまり注目されていなかった補聴器用のワイヤレス機器が注目されます。ソーシャル・ディスタンスを維持するために、離れて会話をする機会が増えると補聴器だけでは聞き取りにくい場合が多くなります。
リモートマイクなどを相手に装着してもらい離れて話すとか、指向性マイクを話し手の方に向けて聞き取るとか各種ワイヤレス機器を活用して聞き取るニーズは増えています。
以上が筆者が予想する変化です。ただし、あくまで個人的な予想ですのでご了承ください。