補聴器でハンズフリー通話をするには

補聴器をワイヤレスイヤホンとして利用すれば、スマホを手にしなくても簡単に電話に出たり話したり出来ます。

また、補聴器を両耳で装用している場合ですと両耳で電話の音声が聞こえますから、会話が聞こえやすい上に騒がしい場所でも電話の声が聞き取りやすくなります。

では、どのようにして電話に出るのでしょうか?

補聴器のボタンを押すだけで電話に出られます。

リサウンド補聴器の場合ですと、以下の動画が分かりやすいですね。

また、iPhoneやiPadのFaceTimeを使って、顔をみながら通話すれば、両耳に直接ストリーミングされる音声と視覚的な情報を組み合わせることで、広範囲な難聴の度合いに対応し、会話理解度が70%以上向上すると言われています。

勿論、大前提としてハンズフリー通話機能のある補聴器は必要です。各メーカーでスマホがiPhoneですと各種用意されていますが、Androidスマホの場合はフォナック補聴器をおすすめします。

高度難聴で見えない補聴器をご希望の方へ

補聴器に対する要望でよくあるのが「見えない」ことです。

特に若い男性からの要望で多いのですが、難聴の程度によってはご希望に添えない場合もありました。

しかし、2022年10月17日に発売の「リサウンド・ワン」超小型耳あな型補聴器でしたら、高度難聴まで対応しています。

とにかく小ささとシンプルさにこだわった耳あな型補聴器です。

価格も以下の通りで1台170,000円からとなります。

リサウンド・ワン超小型耳あな型補聴器のカタログはこちらです。➡ 超小型耳あな型補聴器カタログ

リサウンド・オムニア マリーの特長

2022年10月17日にGNヒアリングジャパン株式会社から発売された「リサウンド・オムニア マリー」「リサウンド・オムニア」は従来のリサウンド補聴器とは以下の点で新しくなりました。

1.フロントフォーカス

騒がしい所での会話が聞き取りやすくなる新機能です。

目の前にいる対話相手への解像度を上げることで、騒音がある中でも会話が聞き取りやすくなりました。

2.360オールアラウンド

頭部の陰になる部分も聞き取りを改善しました。

会話中も周囲の音を聞き逃しません。

3.ハンズフリー通話

iPhone・iPad 対応のハンズフリー通話が全クラスでできるようになりました。

また、「リサウンド・オムニア マリー」と「リサウンド・オムニア」の大きな違いは、3つ目のマイクが有るか無いかです。

気になる価格は以下の通りです。

カタログはこちらです。➡ リサウンド・オムニアカタログ

リサウンド・ワン 耳あな型充電式オーダーメイド補聴器

2022年10月17日にGNヒアリングジャパン株式会社が発売した「リサウンド・ワン」耳あな型充電式オーダーメイド補聴器の特徴は以下の通りです。

まずは、オシャレなデザインです。

着けているとオシャレなイヤホンに見えます。

補聴器らしくないかっこいいデザインです。

また、プログラム変更やハンズフリー通話で使用するプログラムボタンは大きく押しやすい形状です。

充電式なので、フェイスプレートがすっきりしていますし、電池蓋が無いので防水面でも優れています。

加えて、充電器も補聴器トレイがオーダーメイドなので、収納しやすいのも便利です。

気になるお値段ですが、以下の通りです。

充電式耳あな型補聴器が1台21.3万円(充電器3.3万円を含む)から買えるのは魅力的だと思います。

画像ではダークグレーの色ですが、従来の肌色に近いライトの色での作成も出来ます。

耳あな型補聴器も本格的に充電式の時代になってきました。便利でカッコいい補聴器をご希望の方におすすめです。

カタログはこちらです。➡ 耳あな型充電式補聴器

リサウンド・ワンシリーズに充電式耳かけ型(BTE)が発売となります

GNヒアリングジャパン株式会社の人気補聴器「リサウンド・ワン」に充電式耳かけ型(BTE)が2022年4月15日から発売となります。

リサウンド・ワン BTE 充電式はこのような3器種です。

標準サイズの77-DWC

パワー重視の88-DWC

ハイパワーの88-DWHC

の3器種があります。

クラスは9・7・5・4の4クラスがあります。

おすすめのユーザー様としては、

・簡単な補聴器を希望

・壊れにくい補聴器を希望

・難聴の程度が高度・重度

などが挙げられます。

価格につきましては、オープン価格になりますので、各販売店にお問い合わせください。

では、簡単に充電できること以外に何が新しいのでしょうか?

それは、ハンズフリー通話です!

今までは、相手の声は補聴器から聞こえていましたが、自分の声はiPhoneのマイクを使用していました。ですので、口元にiPhoneを持ってくる必要がありました。

しかし、今回からは補聴器のマイクで自分の声を拾って会話できるので、手元にiPhoneが無くても通話できます!

充電式耳かけ型補聴器としては、とても便利なリサウンド・ワンは人気補聴器になりそうですね。

リサウンド・ワン BTE 充電式のメーカーサイトはこちらです。 → リサウンド・ワン BTE 充電式

マルチマイクと補聴器で会議(オンラインも)の会話を聞きやすくする

補聴器だけでは会議の会話が聞き取りにくいとのお声があります。

確かに、離れた距離での会話は聞き取りにくいです。また、コロナ禍ですとマスクの着用で余計に聞き取りにくいです。

では、会議の会話を聞き取りやすくする方法はあるのでしょうか?

各補聴器メーカーでは、ワイヤレスマイクが用意されています。

今回はリサウンド補聴器のマルチマイク(55,000円)を紹介したいと思います。

まず、形状は以下の通りです。

とても小型で軽量です。

また、最大で25m離れた補聴器まで直接音声を届けます。

そして、テーブルに置けば、テーブルマイクとしても使用できます。

1対1の会話では、相手にマルチマイクを着けてもらえば、騒がしい場所での会話もし易くなります。

加えて、テレコイルへの接続、ヘッドフォン出力を備えたテレビやオーディオ機器からの音声入力も可能なライン入力も出来ますので、とても便利です。

また、コロナ禍で増えたオンライン会議でも利用できます。パソコンの音声が直接補聴器に届くので便利です。

設定も使い方も簡単です。

マルチマイクは通販対応しますので、ご入用の方はお問い合わせください。

オンラインで補聴器を購入する時代になるのか?

今までは、補聴器を購入しようとすれば、まず補聴器販売店に行くことが常識でした。

しかし、新型コロナウイルス感染症の感染防止のために外出が自粛される昨今の状況では、なかなか補聴器販売店に行くこと自体が難しいです。

勿論、出張訪問での補聴器購入は出来ますが、最近流行りのオンラインを利用するシステムがリサウンド補聴器で登場しました。

その名は

リサウンド・アシスト遠隔サポート ライブ

です。

リサウンド・アシスト遠隔サポート ライブなら、お店に行けなくてもスマートフォンを介し、遠隔で快適に聴覚テストや補聴器の相談・初期調整、その後の調整を受けられます。

つまり、全てがオンラインで解決するので今まで地域限定で制約されていた販売店のカバーエリアが極端に言えば全世界に広がることになります。

ですので、オンラインでの補聴器フィッティングが広まれば、当然ですがフィッティング技術が高い補聴器販売店にお客様は集中することになり、販売店の淘汰が進むことでしょう。

ですが、やはり対面で親切丁寧に対応して欲しいニーズや補聴器の故障対応を迅速にしてほしいニーズはありますので、全てがオンラインになる訳ではありません。

では、このリサウンド・アシスト遠隔サポート ライブを使用するにはどうすればいいのでしょうか?

リサウンド・アシスト遠隔サポート ライブのご利用を希望する場合は、まずは遠隔サポートに対応しているお近くの補聴器販売店へご相談する必要があります。

すると、こんな感じで始まります。

1. 担当専門家よりビデオ通話が開始されます。

2. ビデオ通話を開始するため、リサウンド・スマート 3Dアプリのアイコンをタップしてビデオ通話を開始します。

3. ビデオ通話を開始すると、専門家の映像が画面に表示されます。

4. 補聴器に新しい調整が送信されている間は画面に進行状況がバーで表示されます。

5. ビデオ通話が終了すると、補聴器が自動的に再起動し、お使いのiPhoneの画面に「セッション終了済」が表示されます。

とても簡単ですね。

比較的若い世代の補聴器ユーザーでしたら、このオンライン補聴器調整はいいと思います。

補聴器の紛失保証

補聴器の装用を検討する際に、

「高額な補聴器を購入しても紛失が怖い!」

「補聴器を紛失した際に、何か保証はないのかな?」

などのお声があります。

補聴器メーカーによっては、補聴器の紛失保証があるメーカーもあります。

但し、

・プレミアムクラスの補聴器限定

・紛失の場合に割引価格で購入出来る(上位クラス補聴器のみ)

など、対応はまちまちです。

個人的に補聴器の紛失保証で、一番お勧めは「リサウンド補聴器」です。

簡単にグレード毎の保証内容を紹介すると以下の通りです。

グレード毎に紛失保証内容は異なりますが、ほぼ全ての製品が紛失保証の対象になります。

プレミアムクラスの補聴器に関しましては、最高で2年間で2回の紛失保証が付いてきます。

これでしたら、安心して補聴器が使えますね。

また、リサウンド補聴器とスマホを接続して使用の方でしたら、アプリ内の置き忘れた補聴器を捜す機能を使えば、GPSで位置を測定して捜すことも可能です。

ですので、補聴器の紛失が心配な方にはリサウンド補聴器をおすすめします。

補聴器のブランドと会社名

以前は補聴器のブランドと会社名が同じであるケースが多かったのですが、最近の傾向では補聴器のブランドと会社名が異なり、「一体どれが正しいのか?」とのお声が増えてきました。

そこで、今回は補聴器のブランドと会社名をまとめてみたいと思います。

但し、当店取り扱いのメーカー限定です。

 

1.ブランド:シーメンス・シグニア 、 会社名:シバントス株式会社

 

以前は「シーメンス」ブランドではありましたが、現在は徐々に「シグニア」ブランドになっています。また、本社が以前はドイツでしたが、現在はシンガポールです。会社名のシバントスはまだまだ消費者には浸透していないようです。

お客様から「シーメンス」の補聴器と言われれば、「シーメンス・シグニア」の補聴器となりますが、いずれは「シバントス」の補聴器となることでしょう。

 

2.ブランド:リサウンド 、 会社名:GNヒアリングジャパン株式会社

 

以前はブランド名と会社名が一致していましたが、現在は異なります。一般的には「リサウンド」の補聴器と言われます。

 

3.ブランド:フォナック 、 会社名:ソノヴァ・ジャパン株式会社

 

こちらも以前はブランド名と会社名が一致していましたが、現在は異なります。一般的には「フォナック」の補聴器と言われます。

 

以上のようにブランド名と会社名が異なるケースが多いので、混同しないように注意しましょう。

 

 

Made for iPhone 補聴器とは

スマホと補聴器の連携の話の中に「Made for iPhone 補聴器」という言葉を使っていますが、具体的にどの補聴器が該当するのですか?とのご質問を頂きました。

Made for iPhone 補聴器を列挙すると以下の通りになります。

Audibel

  • A3i
  • A4i

Audigy

  • AGXsp
  • AGXsp 2

Beltone

  • Beltone Boost
  • Beltone First
  • Beltone Legend
  • Beltone Boost Plus

Cochlear

  • Baha 5
  • Baha 5 Power
  • Baha 5 Super Power

Kirkland Signature

  • KS 6.0

MicroTech

  • Kinnect
  • Kinnect 2

NuEar

  • iSDS
  • iNOW

Oticon

  • Opn

ReSound

  • ReSound ENZO
  • ReSound ENZO2
  • ReSound LiNX
  • ReSound LiNX TS
  • ReSound LiNX2
  • ReSound Up Smart

Starkey

  • Halo
  • Halo 2

日本で発売されているのは、ベルトーン・オーティコン・リサウンド・スターキーの補聴器になります。

上記補聴器であれば、アップル製品のiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5、iPhone 4s、iPad Pro、iPad Air 2、iPad Air、iPad(第4世代)、iPad mini 4、iPad mini 3、iPad mini 2、iPad mini、iPod touch(第5世代)に直接補聴器が繋がります。

そして、クリアな通話音声、音楽、FaceTime通話、ターンバイターンの経路案内機能などを利用できます。

アップル製品のホームボタンをトリプルクリックするだけで、ペアリングした補聴器の機能と設定に簡単にアクセスできます。また、バッテリーの状態も一目で確認でき、左右のボリュームは一緒にでも別々にでも調節できます。

いずれにしても、アップル製品を愛用の方には、Made for iPhone 補聴器を推奨します。