スマート集音器は補聴器を駆逐するのか?

スマートフォンとの連動で自動イコライジングが可能なスマート集音器「Olive Smart Ear(オリーブスマートイヤー)」が来月発売されます。

一体どのような集音器なのでしょうか?

製品を紹介する動画がありました。

便利そうですね。

しかも価格は1台29,800円(税込み)です。

では、従来の補聴器は将来的にスマート集音器に駆逐されるのでしょうか?

個人的には、補聴器と集音器は棲み分けされると考えます。

現時点での簡単な補聴器とこのスマート集音器の比較を行ってみますと、

1.価格

補聴器は耳あな型ですと、オーダーメイドで1台10万円からとなります。この集音器の場合、既製品で29,800円なので価格面では補聴器は割高となります。但し、既製品の耳穴型は落下して故障・紛失のリスクが高いのと耳穴にフィットしていなくて長時間の使用には不向きな面があります。

2.充電

充電タイプの補聴器は1台17万円からと高額になります。ですが、3時間充電で終日使用可能です。この集音器の場合は、フル充電でも稼働時間は7時間なので必要な時のみ使用する方にはいいでしょう。

3.スマホでの通話

ハンズフリーでスマホでの通話が出来る補聴器はフォナック補聴器のマーベルシリーズのみなので、普通の補聴器ではハンズフリー通話は出来ません。この価格の集音器でハンズフリー通話が出来るのは凄いと思います。

4.フィッティング

集音器の場合は全てユーザーが自分で調整を行います。補聴器の場合、専門家が聴力の測定から補聴器のフィッティングまで全て行います。

それぞれメリットデメリットがありますので、使用する方の価値観やライフスタイルによって棲み分けがされていくことと思います。

無線給電で補聴器を充電することはどこまで可能なのか?

新聞報道によりますと、

「日東電工が補聴器国内最大手のリオンと補聴器向けの無線給電技術を開発した。」

との報道がありました。

無線給電のイメージ画像です。

無線給電

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実器はまだ確認していませんが、外見上はシーメンス・シグニア補聴器の充電器に似ています。

但し、電池は市販のボタン電池と入れ替えて使える部分は異なります。

 

現在の充電式補聴器の場合、大きく分けて

1.電池をボタン電池に入れ替えできないが、電池ケースの隙間を無くし防水性能を高めた充電式補聴器

2.万が一の充電忘れでも対応出来るボタン電池併用タイプの充電式補聴器

に分けられます。

 

それぞれのタイプにメリット・デメリットはありますが、個人的には電池ケースが開閉しない防水性能を高め充電式補聴器の方が本来の充電式補聴器だと思います。

 

まだまだ充電式補聴器は、過渡期の為

1.耳あな型は充電出来ない(既製品耳あな型は対応済)

2.充電池の寿命の問題

3.電源の入り切りの問題

などの改善すべき部分はあります。

 

しかしながら、将来的には補聴器は充電式が当たり前の時代が到来するかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

使用中の補聴器を充電式に出来るかも?

今直ぐに実現できる訳ではありませんが、いずれ補聴器の電池は「充電式」が当たり前になるかもしれません。

そんな予感をさせてくれるのが、アメリカの補聴器用充電池「ZPower 」です。

こんな電池です。

ZPower

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外見は普通の空気電池を変わりませんが、充電式電池です。

サイズも4種類あり、全ての補聴器に使えます。

従来の充電式補聴器に使用されているリチウムイオン電池と比較すると、

・40%以上容量が増した。

・400回の充電でも容量は落ちない。

・電池自体の安全性と完全リサイクルが向上

などの特徴があります。

 

それと、大きなポイントは

現在使用中の補聴器(耳かけ型)に使用できること

です!

 

使用イメージはこんな感じです。

装着イメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

補聴器の電池ホルダーを付け替えて使用します。

専用の充電器を使用すれば、充電式補聴器になります。

充電器

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既に海外では以下補聴器に採用されています。

・Starkey Muse™ micro RIC 312

・Unitron Moxi Fit R

  • Oticon Opn™ miniRITE Rc
  • Beltone Legend™ | First
  • Medtronic Alpha 2 MPO™ ePlus™

 

 

いずれ、日本でも発売となると思いますが、発売が楽しみな補聴器ですね。

 

介護を必要とする方には充電式補聴器が便利

2017年は充電式補聴器の時代になりそうですが、どのような方が充電式補聴器に向いているのでしょうか?

店主が考えるには、

1.自分で補聴器の電池交換が難しい方

2.空気電池の代金が気になる方

3.故障が少ない補聴器を使いたい方

4.とにかく簡単に補聴器を使いたい方

などが該当すると思います。

想定ユーザーとして一番多いのは、現在介護を受けている又は介護施設で暮らしている方ではないかと思います。

意外と多いのが、自分で電池交換が出来ない方です。ですので、電池が切れても自分で交換が出来なく、第三者にお願いして交換してもらう方も多いのです。

充電式補聴器の場合、電池が切れそうになってら充電器に補聴器を入れるだけで充電して使用できます。また、電池の入り切りで電池ケースを開ける・閉めるの手間もありません。

どのような感じで充電するのかは以下の動画を参照下さい。

 

とても簡単ですね。

また、充電と同時に乾燥もしてくれます。正に一石二鳥ですね。乾燥剤の交換も不要です。

それと、取り出したらそのままスイッチが入るのも便利だと思います。よくあるのが、電池ケースが完全に閉まっていなくて聞こえないと言われるケースです。また、電池ケースの隙間から水や湿気が入り、補聴器が故障することがよくありますが、充電式補聴器には隙間がありませんので故障も少ないと言えます。

 

以上のことから、店主はメンテナンスフリーの補聴器として、充電式補聴器をイチオシしたいと思っています。

 

シーメンス・シグニア補聴器の新製品は?

2016年11月にシーメンス・シグニア補聴器から新製品が発売されます。詳細につきましては、11月のブログ記事にて案内しますが、現時点で判明している情報を公開したいと思います。

まず、ドイツで開催されたEUHA( the 61st International Hearing Care Professional Convention in Hanover, Germany)で発表された動画があります。以下の内容です。

 

動画から判明した内容は以下の通りです。

1.Signia TeleCare 

補聴器装用者のスマホと販売店のパソコンを繋いで遠隔で調整などのフォローができるシステムです。具体的にどこまで出来るかはまだ不明ですが、いちいち店まで行かなくても補聴器の調整などが出来そうです。

2.Silk primax 

関連動画があります。

既製品の耳あな型補聴器です。サイズはCICタイプとほぼ同じですが、耳栓を使用することでこもり感は少ないです。

3.Cellion primax 

これも関連動画があります。

充電式耳かけ型補聴器です。電池交換不要なのでエコな補聴器です。今回の本命と言える逸品だと思います。

4.Lotus Fun

これは日本市場では微妙な立ち位置の補聴器ですが、関連動画があります。

 

とにかく簡単にフィッティング出来る耳かけ型補聴器ですが、通信販売を前提にしているような補聴器と言えます。

価格的には手が出しやすい価格帯と思われますので、普及型としてはいいと思います。

 

以上が判明した内容ですが、日本市場の内容とは異なる部分もありえますので、参考程度に留めておいて下さい。

正確な情報が分かり次第、当店ブログ又はTwitterにてまた補足したいと思います。

 

 

 

 

 

 

充電式補聴器Phonak Audéo™ B-Rの魅力

海外では既に発売されている充電式補聴器「Phonak Audéo™ B-R」の日本での販売が待ち遠しいです。

ちなみに、Phonak Audéo™ B-Rの形状は以下の通りです。

Audeo B-R

 

電池ケースは内蔵されていますので、補聴器本体に隙間が出来ません。防水面でも進化していると思います。また、本体に隙間が出来ないことで、湿気による故障も少ないと思われます。

空気電池を使用しないことで、電池代もかかりません!防水機能や故障率低減でもメリットがある補聴器です。

また、充電器は3種類あるみたいですが、代表的なタイプは以下の通りです。

Charger Case

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

補聴器ケースも兼ねていてオシャレな充電器です。使用イメージ動画もあります。

 

 

かっこいい動画ですね。

店主が考える充電式補聴器をお勧めしたい方は以下の方々です。

 

・とにかく電池の交換が苦手な方

例えば、高齢者施設に入っていたり一人暮らしの方で、自分での電池交換が出来ない方などには向いています。補聴器を外してケースに入れるだけで充電できますのでとても簡単です。

・電池代が気になる方

補聴器には空気電池が必要ですが、やはり電池代は気になります。また、電池を買いに行くのも面倒です。仮に毎月電池を8個使う方ですと、通常の補聴器寿命5年で仮定すると電池が480個必要になります。電池1パックが1,000円とすれば、80,000円の出費になります。確かに馬鹿になりません。

・防水で故障の少ない補聴器が欲しい方

電池ケースが内蔵されることで、防水機能が向上しますので故障のリスクは通常の補聴器に比べて低くなります。安心して長く補聴器使いたい方にはお勧めです。

 

では、この便利は補聴器はいつ日本で発売されるのでしょうか?

「Phonak Audéo™ B」シリーズが発売となるときまで待たなけれなりません。

Phonak Audéo™ Bシリーズは、自動調整機能、騒音下の会話の聞き取り向上、小声の聞き取り向上などが満載された新製品ですので、発売が楽しみですね。

 

 

Phonak Audéo B-Rはいつ日本で発売となるのか?

昨日はシーメンス・シグニア補聴器の補聴器充電器について述べましたが、最新情報ではフォナックにも補聴器充電器があるそうです。

詳細は不明ですが、新製品「Phonak Audéo B-R」で使用できるみたいです。

関連動画

 

リチウムイオン電池を使用し、ケースに収納して充電するスタイルみたいです。

従来の電池ケースが無いので、隙間から水分や汚れが入り故障するリスクが少なくなるのでより安心して補聴器が使えると思います。

日本での発売が望まれますね。

個人的な予想ですが、来年は「本格的な充電式補聴器元年」になるのではと予想しています。