補聴器が役立つ場面

補聴器を必要とする方にとって、一人一人使用目的や使用方法は異なります。聴力の程度や年齢・職業などにもよって補聴器が役立つ場面も異なります。

そこで、はじめて補聴器を考えた時に、どのような場面で補聴器が役立つのか代表的な場面を例として挙げたいと思います。

1.家の中

家族の方が、大声で話しかけていませんでしょうか?「ご飯!」「お風呂!」など短い単語だけで話しかけていませんか?テレビがうるさいと注意されていませんか?

そんな時に補聴器を使えば、本人様が聞き取りやすくなるのと同時に家族の負担も軽減されます。

2.レストラン・会合

複数のグループが会話していると、ご自身のグループの人の声が聞き取りにくいことはありませんか?

そんな時に補聴器を使えば、前の人の声が聞こえやすくなり周囲の話し声を抑えて聞くことができます。また、後ろや横の声も気付きやすくなります。

3.病院

周囲が比較的静かなので、周りに気遣って小声での会話になり、聞こえにくくないですか?

そんな時に補聴器を使えば、先生や家族の会話が分かりやすくなります。

4.電車やバスの中

エンジンや騒音で車内のアナウンスが聞き取りにくくありませんか?

そんな時に補聴器を使えば、騒音が軽減しアナウンスの声が聞こえやすくなります。

5.買物

騒音が気になって肝心なやり取りが聞き取れないことがありませんか?

そんな時に補聴器を使えば、小さな声も大きな声も聞き取りやすいようになります。

6.旅行

ガイドさんの説明や集合時間の案内など聞き漏らしていませんか?

そんな時に補聴器を使えば、聞き取りのストレスも無くなります。安心して旅行が出来ますよね。

 

代表的な場面を列挙しましたが、一つでも該当することはありましたでしょうか?

もし、該当することがあれば、補聴器の試聴又は貸出をされることをお勧めします。

補聴器は、音を聞き取る力を補うのと同時に言葉を理解する力を維持してくれます。早期に装用することで、脳への言葉の情報がしっかりと届き、言葉の聞き取り能力を維持してくれます。