お正月やお盆の時期など、久しぶりにご両親に会われて聞こえが悪くなったかな?と思われることがあるかと思います。
しかし、そこでいきなり、
「聞こえてないから、補聴器をつけたら?」
と面と向かって言うと、大概、
「聞こえているから、大丈夫だ!」
「大きなお世話だ!」
と怒られて、反発されることが多いです。
多くの人々が、聴力が以前ほど良くないという事実を素直に受け入れるのに苦労します。
難聴は恥ずかしいように思えるかもしれませんし、老化や衰弱の徴候と思っているかもしれません。
また、今まで生活出来ていた自信もあるかと思います。
しかし、聞こえにくい状態を続けると、人間関係、健康、生活の質に悪影響を及ぼすことがあります。
難聴への対処が遅れれば遅れるほど、問題は大きくなる可能性があります。
難聴の人の手助けをするのは難しいかもしれませんが、より良い聞き取りの改善で、もっと楽しい社会生活が送れることを示すことが必要となるでしょう。
ですので、「いきなり補聴器をつけて!」
よりは、まず、
・気にかけていることを伝える。
・「補聴器」について調べ、補聴器の小ささや有効性を見せる。
・難聴に対処することは大きな効果があることを気付かせる。
・難聴について理解を示し、そしてあきらめない。
などまずされてはいかがでしょうか。
参考動画