人間誰でも「安くていい物」を買いたいと思うものです。補聴器も一商品としては同じだと思うのですが、補聴器を選ぶ際にあまりに金額にこだわると、思わぬ落とし穴があります。
もちろんご予算の問題もあるとは思いますが、一般的に高い補聴器の方が顧客満足度は高くなります。例えば安い補聴器(1台10万円以下)と高い補聴器(1台40万円以上)ではこんな違いが出てきます。
1.操作性
安い補聴器 自分である程度調整して使う必要があります。
高い補聴器 全自動で補聴器が調整してくれます。
2.雑音
安い補聴器 雑音は多い
高い補聴器 雑音は少ない
3.調整
安い補聴器 細かい調整は出来なく、一般的に満足度は低くなります。
高い補聴器 微調整が出来るので、一般的に満足度は高くなります。
4.両耳効果
安い補聴器 左右の補聴器が別々に動くのでバランスが悪くなります。
高い補聴器 左右の補聴器が連携して動くので聞き取りが良くなります。
5.疲労感
安い補聴器 必要以上に不要な音を聞くケースもあり、長時間使用できない場合もあります。
高い補聴器 長時間使用しても疲れにくく快適です。
などが挙げられます。
実際に補聴器を購入される方の多くは1台15~20万円程度の方が多いので、上記の比較の中間くらいの感覚になります。
いずれにしてもご予算と補聴器にどこまで望むのかをしっかり相談員に伝えて、最適な選択をして下さい。