難聴になるとからだが疲れやすくなる

難聴になると、相手の声が聞こえ難くなり、会話を理解することが大変になります。

それに加えて、日常生活の中で危険を察知する為の音も聞こえ難くなり、不安や心配な気持ちになることもあるでしょう。

つまり難聴者にとって「音を聞く」ということは、沢山の労力とエネルギーが必要なことです。

それは極度の疲労感やストレスにさらされることと同じなのです。

例を挙げれば、デンマークの社会調査研究所の調査では、難聴に悩む5人に1人以上が就職を諦めており、就労している難聴者の約15%が一日の終わりには常に疲労を感じ、のんびりと余暇を楽しむ気持ちにならないと報告しています。人はエネルギーを失うと、仕事で成果を出したり、活動的でいることが難しくなると言えます。

そこで、補聴器は、様々な環境下で会話や聞きたい音を聞き取り易くさせ、難聴者が聞き取りやコミュニケーションに費やしているエネルギーを軽減させます。

補聴器が難聴により聞き取れていなかった音を聞こえるようにさせるので、音の理解に使っているエネルギーを軽減することができるからです。

最近疲れやすいとお感じの難聴の方は、疲労感が補聴器で変わるかどうかも考えてみてはいかがでしょうか。